スターバックス・コーポレーションとサントリービバレッジ&フード株式会社は、スターバックスのチルドカップシリーズから「スターバックス ホワイトショコララテ」と「同 ほうじ茶&ティーラテ」を2026年9月8日に発売した。いずれも200mlカップで、希望小売価格は税別230円、賞味期限は18日間。発売地域は全国だが、一部店舗では取り扱いのない場合がある。
ホワイトショコララテは、厚みのある豊かな甘みが特長の「ホワイトモカ」に着想を得た商品だ。ホワイトチョコレート風味のとろけるような甘みとクリーミーなコクに、コーヒーが心地よく香るやわらかな味わいに仕上げたという。デザートのような満足感を打ち出しており、ほっとひと息つきたい時や自分へのご褒美という飲用シーンを想定している。
ほうじ茶&ティーラテは、国産ほうじ茶を100%使用した甘くクリーミーなほうじ茶ティーラテだ。香ばしく豊かなほうじ茶の風味に、アクセントとしてブラックティーの華やかな香りを重ねることで、まろやかな甘みとコクが調和した奥行きのある味わいに仕立てたとしている。
パッケージも季節感を意識した作りになっている。ホワイトショコララテは、とろけるような贅沢で甘い風味を幾層にも重なるレイヤーで表現し、紫色をアクセントカラーに用いて上質感と特別感を演出。ほうじ茶&ティーラテは、紅葉色をベースカラーに和風モチーフを組み合わせ、メタリックな質感による光沢感を持たせている。チルド飲料は棚の前で数秒のうちに選ばれる商品であり、パッケージの配色が季節の打ち出しに直結する。秋の売場づくりの中で、色の面から棚を作りやすい2品といえる。
今回のリリースでは、米国シアトルの本社で商品開発を担当する担当者による、相性の良いフードの提案も紹介されている。ホワイトショコララテにはチョコチップクッキーが挙げられ、クッキーのダークチョコレートと商品のホワイトチョコレートによる風味のコントラストが、それぞれの魅力を引き立て合うという。ほうじ茶&ティーラテにはツナときゅうりのサンドイッチが提案され、きゅうりの食感とクリーミーなツナが商品の風味と調和するとしている。
この組み合わせ提案は、売場での使い方を考える材料になる。チルドカップは単体で買われることもあるが、パンやサンドイッチ、菓子との併買が起きやすい商品でもある。飲料の棚だけでなく、ベーカリーコーナーやサンドイッチの棚の近くにも展開すれば、セットでの購入を促しやすい。
発売を記念して、2つのキャンペーンも9月8日から実施される。1つは公式Xアカウントのフォローとリポストで応募でき、スターバックス カード3万円分が30名に当たるもので、応募期間は9月8日10時から9月30日23時59分まで。もう1つは、LINE公式アカウントを友だち追加したうえで、対象商品のバーコード面を撮影した画像を登録して応募する形式で、スターバックス eGiftの500円分が8,000名に当たる。当選回数に制限はない。対象商品には今回の2品に加え「スターバックス カフェラテ」も含まれ、応募期間は9月8日10時から10月5日23時59分までとなっている。
このLINEを使った企画は、店頭での売り方に直結する。バーコードの撮影が応募条件のため、購入した人がその場で応募できる形だ。対象商品に既存の定番であるカフェラテが含まれている点も、新商品だけでなくシリーズ全体の動きを作ろうとする設計といえる。売場でキャンペーンを告知できれば、複数個の購入につながる可能性もある。
賞味期限が18日間という点も、発注を組むうえでは押さえておきたい数字だ。チルド飲料としては短くはないが、常温飲料のように長く置ける商品ではない。キャンペーン期間が10月5日までと1カ月近くあるため、期間を通して欠品させない発注計画が求められる。
スターバックスのチルドカップシリーズは、2005年9月に日本で世界に先駆けて発売され、20年以上にわたって展開されてきた。コンビニエンスストアやスーパーマーケットのチルド飲料の棚では定番として定着しており、今回の2品もその棚の中での季節提案という位置づけになる。