株式会社バンダイナムコエクスペリエンスと株式会社バンダイナムコアミューズメントは、カプセルトイブランド「ガシャポン」の専門店『ガシャポンバンダイオフィシャルショップ』イオンタウン水戸南店を、2026年9月18日にオープンする。場所は茨城県東茨城郡茨城町のショッピングセンター内にある書店の店内で、営業時間は10時から21時までとなる。

売場の効率という観点で目を引くのが、面積と設置台数の関係だ。施設面積は70.7平方メートル、坪数に直すと約21.4坪という広さに、330面のカプセルトイを設置する。1坪あたり15面を超える計算になる。

カプセルトイは、什器が縦に積み上げられるため、限られた面積で多くの商品を並べられる。加えて、レジも接客も基本的に不要で、無人での運営が成り立つ。人手の確保が難しい状況で、この効率の高さは商業施設にとって扱いやすい業態といえる。

出店先が書店の店内という点も注目される。専用の区画を新たに設けるのではなく、既存テナントの中に入る形だ。書店にとっては、余剰の面積を活用しながら来店客の層を広げられる。カプセルトイを目当てに訪れた人が書籍を見る可能性もある。

同社は近年、大型のカプセルトイ専門店が増加し、身近なエンターテインメントとして楽しまれていると説明している。そのなかで、バンダイのオリジナルブランドならではの体験と商品を直接届けたいという考えから、3社の協業で出店するという構成をとった。

店舗の特徴として挙げられているのは3点だ。1つ目がバンダイのカプセルトイ新商品をすべて取り揃えること。公式サイトから商品の販売状況をリアルタイムで検索できる仕組みもある。2つ目がオンライン店で購入した商品を店舗で受け取れることだが、この受け取りサービスは準備中とされている。

3つ目が、公式店ならではの体験だ。空カプセルの回収ボックスでハンドル操作を体感できる仕掛けや、注目商品を展示するショーケースを用意する。

この空カプセル回収は、運営上の課題を企画に変えた例といえる。カプセルトイの売場では、中身を取り出した後の空カプセルの処理が必ず発生する。回収の仕組みを置くだけでなく、アプリと連動させて3個の投入でオリジナルショッパーを進呈するという形にすることで、参加する動機を作っている。

商品の価格は300円から500円が中心だ。オープン記念として、9月14日から23日まで、公式アカウントをフォローしてリポストすると抽選で50名にデジタルギフト500円分が当たるキャンペーンも実施される。