フジパン株式会社は、ブランド「フジパン PREMIUM」の「潤rich(うるおいりっち)」シリーズ3品が、第103回ジャパン・フード・セレクションで最高評価のグランプリを受賞したと発表した。対象商品は「うるおいサンド イチゴ」「うるおいサンド ブルーベリー」「うるおいリング チョコ」となる。
フジパン PREMIUMは、生地そのもののおいしさにこだわり、2026年7月に立ち上げたブランドだ。潤richシリーズでは、水を多く加える「高加水パン」を、スーパーなどで販売する商品として開発した。
製法上の特徴は、約90%という加水率にある。同社は、工場生産では難しいとされる高加水製法を取り入れ、小麦の甘みや旨みに加え、しっとり、もっちりとした食感を追求している。
発表によると、今回の審査では、高加水製法によるパンを工場で量産し、安定供給する技術が評価された。商品のみずみずしい食感や小麦の風味、日常的に購入しやすい価格設定なども評価点として挙げられている。
「うるおいサンド イチゴ」は、みずみずしい食感のパンにイチゴジャムを挟んだ商品だ。審査では、袋を開けた際に広がるイチゴの香りが評価された。販売地域は北海道と沖縄を除く全国で、スーパーやドラッグストアなどで取り扱う。
「うるおいサンド ブルーベリー」は、同様に水分量にこだわったパンに、ブルーベリージャムを挟んでいる。ジャムと生地の一体感や、ブルーベリーの果肉による食べ応えが評価された。販売地域は沖縄を除く全国で、北海道では株式会社ロバパンが製造・販売する。
「うるおいリング チョコ」は、チョコダイスとチョコチップをパンに巻き込んだリング状の商品だ。審査では、2種類のチョコレートが味わいのアクセントになっている点や、チョコクリームと生地のバランスが評価された。こちらも沖縄を除く全国で販売し、北海道ではロバパンが製造・販売を担当する。
3品とも価格はオープン価格で、主な販売店はスーパーやドラッグストアなどとなる。
評価は味や食感だけでなく、パッケージや製造体制にも及んだ。文字が大きく、売場で分かりやすいシンプルなデザイン、植物由来インクの採用、製造工程における品質・安全管理などが挙げられている。
ジャパン・フード・セレクションは、一般社団法人日本フードアナリスト協会が主催する食品・食材の評価制度だ。フードアナリスト資格者が、味覚や嗜好、食文化などを踏まえて商品を審査する。
審査は、書類審査、アンケート調査、1次審査、2次審査、最終審査の5段階で行われる。商品そのものの特徴に加え、市場性、管理体制、安全性、ブランドに関する要素など、100のチェック項目をもとに評価する。グランプリは、審査項目の得点率が90%以上となった商品に授与される。