西和賀町そば祭り実行委員会(事務局:株式会社西和賀産業公社)は、令和8年8月22日(土)から8月30日(日)までの9日間、「西和賀そば街道 雪室そば祭り 2026」を開催する。夏場に品質低下が懸念される玄そばを雪室(貯雪庫)で保管し、その玄そばを使った期間限定メニューを町内のそば店で提供する、西和賀町ならではの食のイベントで、今年で9回目を迎える。
特別豪雪地帯の西和賀町では、冬の雪を地域資源として活用し、そばの保管にも利用している。高い湿度を保ったまま低温貯蔵することで乾燥を防ぎ、そばの色や風味を維持できる保管方法だという。今年も令和7年産の西和賀産玄そばを志賀来地区の貯雪庫で保管し、風味や色合いを守った玄そばを各店舗で製粉・調理して提供する。
期間中は町内6店舗が趣向を凝らした雪室そばメニューを用意する。参加店舗は、母ちゃんの店 わがや、利久庵、春乃家、道の駅錦秋湖、十割そばの店 湯夢プラザ、レストハウスゆのさわの6店。なかでも、7月にそば専門店としてリニューアルオープンした「レストハウスゆのさわ」では、「雪室そば付き 二八そば食べ放題(100人限定)」を提供する。食べ放題の最初の一杯には雪室で保管した玄そばを使用した雪室そばを提供し、その後は自慢の二八そばを心ゆくまで楽しめる。西わらびの醤油漬けと季節のおかずを添えた、祭りならではの特別メニューとなる。
また、期間中に対象店舗を利用した客には、町内の温泉施設や観光施設で使える「西和賀町周遊券」を配布する。温泉やジェラート、ソフトクリームなどの特典とあわせて町内を巡りながら楽しめる。
西和賀町は冷涼な気候と昼夜の寒暖差を活かし、休耕田を活用したそば栽培を進めてきた産地でもある。豪雪地帯特有の寒さと豊かな水資源により香り高いそばが育つとして近年定着しており、そば粉は麺だけでなく菓子などの加工品にも活用され、特産品としての展開が広がっている。町内では毎年、2月下旬に「寒ざらしそば祭り」、8月下旬に「雪室そば祭り」、10月下旬に「新そば祭り」と、そばを軸にしたイベントを飲食店連携で開催している。