アンファー株式会社は、メンズヘアケアブランド「スカルプD NEXT+(ネクストプラス)」の「炭酸ボリュームアップケンザン」の交通広告を、2026年10月19日から11月1日まで全国各エリアで展開している。掲出箇所はJR東日本のまど上ビジョン、名古屋地下鉄シティスケープ、JR西日本シティスケープ大阪、シティスケープ神戸で、JR東日本の車内ビジョンでは新CMを順次放映する。

商品は2025年9月9日に発売したもので、容量130g、価格は2,090円(税込)だ。販売名は「スカルプD ネクストプラスVローションTA1」で、分類は化粧品となる。販売場所は公式サイト(アンファーストア)、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、au PAY マーケット、各ドラッグストア、各バラエティショップで、一部取り扱いのない店舗がある。

この商品で押さえておきたいのが、既存のカテゴリーに収まらない位置づけだ。

同社はこの商品を、育毛剤でもスタイリング剤でもない新ジャンルの「ボリューム剤」としている。パウダーで髪にボリューム感を与えるローションを指す区分だ。

売場の側から見ると、この位置づけは置き場所の判断に関わってくる。育毛剤の棚とスタイリング剤の棚では、商品を探す客の目的が異なる。

育毛剤の棚を見る客は、薄毛や抜け毛という悩みを前提に商品を探している。効能や成分を比べる形になり、継続して使うことを想定した買い方になる。一方でスタイリング剤の棚を見る客は、髪を整える目的で商品を選ぶ。仕上がりやキープ力が判断の基準だ。

この商品は両方の性質を含む。シリカパウダーが毛髪の立ち上げをサポートする点はスタイリング剤に近く、頭皮ケア成分を配合して頭皮環境を整える点は育毛剤の売場に並ぶ商品と重なる。

同社は背景として、薄毛・細毛に悩む男性の多くが「ボリューム感を出したいが、頭皮も労わりたい」という悩みを抱えていると説明している。自社調査(2025年11月実施、30〜50代男性224名)に基づく内容だ。

この2つの要求は、従来は別の商品で満たすものだった。整える商品と頭皮をケアする商品を使い分ける形になる。1つの商品で両方を扱う構成であれば、どちらの棚にも理由が立つ一方、どちらの棚でも本来の分類とは異なる商品になる。

商品の仕組みも、既存の区分とは異なる。洗い流さない高濃度の炭酸泡が根元で弾け、シリカパウダーが毛髪の立ち上げをサポートする。ヘッドはケンザン型だ。シリカパウダーは皮脂を吸着して頭皮のべたつきを抑える働きもあるとしている。

このほか、毛髪補修成分を配合した「Wボリュームロック成分」で内外からハリコシを支え、夕方までボリューム感が続くとしている。ガスの気化熱による瞬間冷感があり、香りはシトラスサボンだ。

使い方も手順が決まっている。朝のスタイリング前に缶を軽く振り、髪の3〜4か所に噴射して、パチパチ音がしなくなるまで手のひらで押さえる。その後、髪と頭皮になじませてドライヤーで乾かす形だ。

手順が複数ある商品は、売場での説明が必要になる部分だ。噴射して終わりではなく、押さえる工程と乾かす工程が入る。使い方が分からないまま買った客が続けられない場合、リピートにつながらない。

一方で、毎朝使う商材であればリピートの性質を持つ。130gで2,090円のため、1gあたりは約16円になる。使用量によって持つ期間は変わるが、消耗品として繰り返し買う形だ。

同社は、発売後の反響が当初の販売計画を上回ったとしている。

交通広告を4エリアで展開する形は、売場の動きとも関わってくる。広告が出ている期間に認知が上がれば、店頭で商品を探す客が増える。掲出期間は10月19日から11月1日までの14日間で、JR東日本、名古屋、大阪、神戸という配置だ。

広告の期間に合わせて棚を広げるか、通常の配置を維持するかという判断が売場側に生じる。新しいカテゴリーの商品であれば、置き場所を変えて試す機会にもなる。

なお、掲出場所や期間は予告なく変更される場合があるとされている。

アンファーは1987年設立で、「予防医学」をタグラインに掲げ、2019年4月10日より「Dクリニックグループ」に参画している。

出典:アンファー株式会社 プレスリリース