株式会社エーデルワイスは、洋菓子ブランド「アンテノール」のクリスマス焼き菓子コレクションを2026年11月1日から全国の店舗で順次発売する。テーマは「しあわせ灯る、クリスマスの贈り物」で、全商品の販売は12月25日に終了する。
商品は8品ある。「クリスマス スペシャルアソート」(27個入)が3,780円(税込、本体3,500円)、「クリスマス クッキーアソート」(19個入)が1,998円(本体1,850円)、「スイートクリスマス」の12個入が1,512円(本体1,400円)と22個入が2,808円(本体2,600円)、「星降るクリスマス(S)」(12個入)が1,188円(本体1,100円)と「星降るクリスマス(M)」(22個入)が1,836円(本体1,700円)、「ラングドシャ・ショコラ」(16個入)と「ラングドシャ・シトロン」(16個入)が各1,350円(本体1,250円)だ。
この展開で押さえておきたいのが、個数が増えたときの単価の動き方だ。
「スイートクリスマス」と「星降るクリスマス」は、いずれも12個入と22個入の2サイズで展開される。同じ個数の組み方だが、単価の変化は逆になる。
「スイートクリスマス」は12個入が1個126.0円、22個入が1個約127.6円だ。個数が増えると単価が約1.6円上がる形になる。
「星降るクリスマス」は12個入(S)が1個99.0円、22個入(M)が1個約83.5円になる。こちらは約15.5円下がる形だ。
追加された10個分で見ると、違いがさらに明確になる。「スイートクリスマス」は12個から22個で1,296円増えるため、追加分は1個約129.6円の計算だ。元の単価126.0円を上回る。
「星降るクリスマス」は648円の増加で、追加分は1個64.8円になる。元の単価99.0円の約3分の2だ。
詰め合わせ菓子では、個数が多い商品の単価が下がる形が一般的にあたる。箱や包装の費用が個数で割られるため、1個あたりの負担が軽くなる構成だ。
単価が上がる形では、別の要素が働くことになる。22個入に含まれる菓子の構成が12個入と異なれば、原価も変わる形だ。
売場の側から見ると、この違いは案内の仕方に関わる部分になる。「星降るクリスマス」であれば、大きい方が割安だと伝えられる形だ。「スイートクリスマス」では、個数の差で選ぶ形になる。
客が贈る相手の人数で選ぶ場合、個数が判断の基準になる。単価の差が小さければ、必要な個数で決める形だ。
価格の幅も見ておきたい。最も安い1,188円と最も高い3,780円では約3.18倍の差になる。
1個あたりでは、最も安いのが「星降るクリスマス(M)」の約83.5円、最も高いのが「クリスマス スペシャルアソート」の140.0円だ。約1.68倍の差になる。
価格の幅が3.18倍に対して、単価の幅が1.68倍にとどまる形になる。個数の違いが価格差の多くを占める構成だ。
本体価格を見ると、3,500円、1,850円、1,400円、2,600円、1,100円、1,700円、1,250円で、いずれも区切りのよい金額になる。税込価格はこれに1.08を掛けた金額で、軽減税率が適用される形だ。
個数の設定も見ておきたい。12個、16個、19個、22個、27個の5種類になる。
このうち「クリスマス クッキーアソート」の19個だけが奇数だ。他は偶数で揃う形になる。
この商品はツリーとベアのぬいぐるみを描いた缶入りになる。缶を使う形であれば、容器の形状に収まる個数が決まる部分だ。1個あたりは約105.2円で、8品の中では中位にあたる。
缶入りの商品は、食べ終わった後も容器が残る形になる。贈り物として選ばれる場合、この点が判断に入る部分だ。
パッケージの形状も分かれている。「星降るクリスマス」は星形のパッケージで、「クリスマス クッキーアソート」は缶、ラングドシャ単品はクリスマスラッピングで届けられる形だ。
発売日にも差がある。「スイートクリスマス」の2サイズのみ11月14日からで、他の6品は11月1日からになる。13日の差だ。
販売期間で見ると、11月1日からの商品が55日間、11月14日からの商品が42日間になる。
全商品が12月25日で終了する形は、クリスマス商材としての区切りと対応する。開始日をずらしても終了日は揃う構成だ。
11月1日が日曜、11月14日が土曜、12月25日が金曜になる。開始日はいずれも休日に当たる形だ。
ラングドシャ2品の扱いも見ておきたい。「ラングドシャ・ショコラ」と「ラングドシャ・シトロン」はいずれも16個入で1,350円だ。個数と価格が完全に一致する形になる。
味の違いで2品を並べる構成では、価格を揃える形が選びやすい部分がある。価格が違えば、味以外の判断が入る形だ。
同じ条件で2種類があれば、客は好みで選ぶことになる。両方を買う形も生じる構成だ。
展開する店舗も見ておきたい。アンテノールは全国の百貨店を中心に38店舗を展開している。店舗により一部取り扱いのない商品があるとされる。
8品すべてを38店舗で揃える形ではない構成だ。売場の面積や客層によって、置く商品が変わる形になる。
アンテノールは「日本一の洋菓子をつくりたい」という思いから1978年に神戸で誕生したブランドで、2026年で48年になる。