株式会社リカーマウンテンは、ロッホローモンド蒸溜所のマスターブレンダー、マイケル・ヘンリー氏を招いた特別セミナーを2026年11月13日に開催する。会場はWHISKY LAB.KYOTO GION(京都府京都市東山区、紅屋ビル地下1階)で、18時から19時までの60分、定員は20名、受講料は5,500円(税込)だ。受付は17時40分に開始する。

申込は2026年10月23日12時から、リカマンオンラインショップで販売を開始した。同社は全国210店舗で酒の専門店をチェーン展開している。

このセミナーで押さえておきたいのが、申込をECで受ける構成だ。

イベントの申込を受ける場合、専用のフォームや予約システムを用意する形が一般的にあたる。参加者の情報を集め、受講料の決済も別の仕組みで処理することになる。

オンラインショップで販売する形では、既存の仕組みがそのまま使える。商品として登録すれば、在庫の管理が定員の管理になり、決済も通常の購入と同じ流れだ。

酒の販売を行うECであれば、会員の情報も蓄積されている。過去の購入履歴がある客に向けて案内する形も取れる構成になる。

一方で、店頭での申込は含まれない形だ。210店舗を持つチェーンであっても、申込の経路はECに限られる。店舗で商品を見て興味を持った客が、その場で申し込む形ではない構成になる。

規模の設定も見ておきたい。定員20名で受講料5,500円であれば、受講料の合計は110,000円だ。

イベント単体の収益としては小さい規模になる。会場の運営、講師の招聘、試飲に使うボトルの原価を含めれば、利益を目的とした構成ではない形だ。

210店舗のうち1店舗での開催という点も、規模と対応する。全店で同じ企画を行う形ではなく、1会場に限られる構成だ。

小規模で行う形には、内容の密度が関わる部分がある。20名であれば、講師と参加者の距離が近い。質問の時間も取りやすく、1人あたりに割ける時間も長い形だ。

大規模な試飲会であれば、多くの客に商品を知らせることができる。一方で、1人ずつの対応は難しくなる。少人数の形は、深く知りたい客に向けた構成になる。

試飲の内容も見ておきたい。対象は「ロッホローモンド12年」「ロッホローモンド12年 インチマリン」「ロッホローモンド12年 インチモーン」「ロッホローモンド18年」「ロッホローモンド22年 全英オープン153rd コースコレクション」(限定品)、そして日本限定シングルカスク(来年発売予定の先行試飲)の6種だ。

60分で6種であれば、1種あたり10分の計算になる。受講料5,500円を6種で割ると、1種あたり約917円だ。

12年が3種含まれる構成も特徴になる。「インチマリン」「インチモーン」は同じ年数の表記で、製法や原酒の違いで分かれる形だ。年数の異なる商品を並べるだけでなく、同じ年数の中の違いを比べる構成になる。

先行試飲が含まれる点も、イベントの位置づけに関わる。日本限定シングルカスクは来年発売予定の商品で、発売前に飲める形だ。

発売済みの商品であれば、店頭やバーで飲む方法がある。有料のセミナーに参加する理由としては、未発売の商品を試せる形が加わる構成だ。

限定品も含まれる。「全英オープン153rd コースコレクション」は限定の商品で、流通する数量が限られる形になる。

酒販店や飲食店の側から見ると、この種の企画は商品の知識を広げる形になる。ウイスキーは年数や製法で価格が分かれる商材で、違いを説明できるかが売場での対応に関わる部分だ。

試飲の機会があれば、味の違いを自分で確認できる。製造の担当者から直接聞く形であれば、資料では得られない内容も含まれる構成になる。

講師の経歴も示されている。マイケル・ヘンリー氏は北アイルランド出身で、2007年からロッホローモンド蒸溜所に勤務し、2014年からマスターブレンダーを務める。勤務開始から2026年で19年、マスターブレンダーとしては12年にあたる。勤務からマスターブレンダーまでは7年だ。

今回が初来日とされている。蒸溜所の製造の責任者が来る形は、頻度の限られる機会になる。

ロッホローモンドは1966年に操業を開始しており、2026年で60年だ。

日程も見ておきたい。申込開始が10月23日の金曜、開催が11月13日の金曜で、間隔は21日間になる。どちらも金曜に設定される形だ。

金曜の18時からという時間設定は、勤務の後に立ち寄れる形になる。19時に終わる構成であれば、その後の予定も入れられる部分だ。

同社の設立は1990年2月で、2026年で36年になる。所在地は京都市下京区四条通東洞院東入立売西町60 日本生命四条ビル7階、代表取締役は伊藤啓氏、資本金は5,000万円だ。

出典:株式会社リカーマウンテン プレスリリース