コーナン商事株式会社は、オリジナルプライベートブランド「LIFELEX(ライフレックス)」から「ケージ上伸縮収納ラック」を2026年9月より全国のコーナン店舗および公式通販サイトで順次発売した。売価は3,980円(税込4,378円)だ。

ペットケージの上部に設置し、これまで活用しづらかった空間を収納に使う商品にあたる。ペットフードやおやつ、おもちゃ、お手入れ用品、ペットシーツなどをまとめて収納できる。

サイズは幅60〜95cm、奥行32.5cm、高さ79.5cmで、ワイヤーかご使用時の最小幅は78cmとなる。機能は横幅伸縮調整、縦置き・横置き両対応、専用ワイヤーかご付属だ。

この商品で押さえておきたいのが、幅を調整できる構造の意味だ。

ペットケージは、サイズの規格が統一されていない商材にあたる。飼っている動物の種類や大きさによって寸法が変わり、メーカーごとにも幅が異なる。ケージの上に置く商品を作る場合、どのサイズに合わせるかという判断が生じる。

固定の幅で作れば、合うケージは限られる。複数のサイズを展開すれば対応の範囲は広がるが、商品の種類が増えることになる。

伸縮の構造であれば、1つの品目で複数の寸法に対応できる。幅60cmから95cmまでの範囲は、調整の幅が35cmにあたる。

売る側から見ると、この形は在庫と棚の構成に関わってくる。サイズ別に3種類を展開する場合、在庫は3種類分になり、棚にも3つの場所が必要になる。伸縮の1品目であれば、在庫と棚のスペースは1つで済む。

客の側でも、購入時の判断が変わる。固定サイズの商品を買う場合、自宅のケージの寸法を測ってから選ぶことになる。範囲に収まるかどうかという形であれば、おおよその寸法で選べる。

一方で、ワイヤーかごを使う場合は最小幅が78cmになる。かごを使わない状態の最小幅60cmに対して18cm上がる形だ。かご使用時の調整の幅は78cmから95cmまでの17cmで、全体の35cmに対して約半分になる。

かごが標準で付属する商品であるため、この条件は使い方によって生じる制約にあたる。小型のケージでかごを併用する場合は、幅が合わない可能性がある。かごを外せば60cmまで縮められるため、使う機能によって対応できるサイズが変わる構成だ。

縦置き・横置きの両対応も、同じ考え方になる。設置の向きを限定しなければ、部屋の形や家具の配置に合わせて置ける。1つの商品で複数の使い方ができる形は、客の環境を問わずに売れる範囲を広げる。

付属するワイヤーかごは、ブラッシング用品や消臭剤、爪切りなどの小物収納に使う。ラックに掛けるだけで設置できる形だ。

小物の収納が別に用意されている点は、ペット用品の性質と対応している。フードの袋やペットシーツのような大きいものと、爪切りや消臭剤のような小さいものが混在するためだ。棚板だけでは小物が散らばることになる。

ラック両側のバーには、スプレーボトルやお散歩グッズなどを吊り下げて収納できる。使用頻度の高いアイテムを手に取りやすい場所にまとめる形だ。

棚の前面には落下防止ガードを備え、収納した小物が前方へ滑り落ちるのを軽減する。ケージの上という高い位置に置く商品であるため、落下への対応が仕様に入る形になる。

同社は、必要な時にすぐ取り出せる「定位置」をつくり、毎日のペットケアを快適にサポートするとしている。

売場での扱いという面では、この商品は分類が重なる位置にある。収納家具としての性質を持ちながら、用途はペット用品に限られる。収納用品の売場に置けば寸法や機能で比べられ、ペット用品の売場に置けばケージやフードと並ぶ形になる。ケージの近くに置く形であれば、ケージを買う客への関連販売にもつながる。

高さ79.5cm、幅60〜95cmという寸法は、棚に並べるには大きい部類に入る。売場での見せ方も、箱を積む形か実物を組んで置く形かで変わってくる。

商品のJANコードは4522831295241だ。

出典:コーナン商事株式会社 プレスリリース