株式会社ブレインパッド

データ分析・AI・マーケティングテクノロジーで企業のデータ活用を支援

株式会社ブレインパッドは、データ分析やAI、マーケティングテクノロジーを活用し、企業のデータ活用を支援する企業です。2004年の設立以来、データサイエンスを中核に、分析支援だけでなく、顧客データを活用したマーケティングや業務改善まで幅広い領域を手掛けています。小売・流通分野では、店舗とEC、会員データなどを横断して顧客を理解し、一人ひとりに合わせたコミュニケーションを実現するための基盤づくりを支援しています。

同社の代表的なサービスの一つが、CDPとレコメンド機能を組み合わせた「Rtoaster」です。Webサイトやアプリ、店舗、メール、LINE、ダイレクトメールなど複数のチャネルで取得される顧客データを統合し、顧客ごとに商品やコンテンツを出し分けることができます。オンライン上の行動だけでなく、店舗での購買データなども組み合わせることで、ECとリアル店舗をまたいだパーソナライズを行える点が特徴です。

小売企業では、会員データ、購買履歴、Web閲覧履歴、アプリ利用履歴などが別々のシステムに蓄積されているケースが少なくありません。Rtoasterを活用することで、これらを顧客単位で整理し、「店舗では何を買っているのか」「ECではどの商品を見ているのか」といった情報をもとに施策を設計できます。店舗への来店促進、EC上の商品レコメンド、休眠顧客へのアプローチなど、オンラインとオフラインをまたぐ顧客接点づくりに活用できます。
実際にブレインパッドの公式サイトでは、高島屋オンラインストアをはじめ、セブン&アイ・ネットメディア、バロックジャパンリミテッドなど小売・流通企業での活用実績が紹介されています。高島屋ではマーケティングオートメーション「Probance」、ウエルシア薬局ではソーシャルリスニングツール「Brandwatch」を活用し、SNS上の顧客の声を商品開発などに生かす取り組みが紹介されています。

ブレインパッドの特徴は、単一のマーケティングツールを提供するだけではなく、データ分析の専門人材とプロダクトの双方を持っていることです。データ基盤の整備、顧客分析、AIモデルの構築、マーケティング施策の実行まで、企業ごとの課題に合わせて支援範囲を広げることができます。
店舗ビジネスでデータ活用を進める際には、顧客ごとに異なる購買タイミングやチャネルを一つの流れとして捉える必要があります。たとえば、店舗で商品を購入した顧客が後日ECで別の商品を閲覧した場合、その履歴をつなげられれば、次回のメールやアプリ通知の内容を変えることができます。Rtoasterはこうした顧客単位のデータ統合と施策実行を一つの流れで扱えるため、分析部門だけでなくマーケティング担当者が日常的にデータを使うための基盤になります。

また、SNS上の声を収集するBrandwatch、MAのProbance、データサイエンティストによる分析支援などを組み合わせられることも同社の特徴です。購買データだけでは把握しにくいブランドへの反応や、顧客が商品についてどのように語っているかを分析し、商品開発や販促へ戻すことができます。
小売でデータ活用を定着させるには、マーケティング部門だけでなく、商品部、EC、店舗運営など複数部門が同じ顧客データを使える状態をつくることも重要です。ブレインパッドは分析プロジェクトとプロダクト導入の双方を扱うため、データ基盤を整える段階から施策運用まで支援範囲を広げられます。データを一度分析して終わるのではなく、施策の結果を再びデータとして蓄積し、次の改善につなげる循環をつくれることが、継続的なCRMでは重要になります。

Rtoasterでは、店舗とECの双方から得られる顧客データを統合し、サイト、アプリ、メール、LINE、ダイレクトメールなど複数の接点へ施策を展開できます。小売では、ECで閲覧した商品を店舗来店後の提案につなげる、店舗で購入したカテゴリをもとに次回のデジタル接点で関連商品を提示するといった、チャネル横断のパーソナライズが重要になります。公式サイトでは高島屋オンラインストア、セブン&アイ・ネットメディアなど小売企業の導入実績が紹介されており、店舗とデジタルをまたぐ顧客体験の設計に使われています。
また、ブレインパッドはRtoasterに加えて、マーケティングオートメーションのProbance、ソーシャルリスニングのBrandwatchなど複数の製品を扱っています。ウエルシア薬局ではSNS上の声を分析し、顧客が商品についてどのように語っているかを把握する取り組みが紹介されています。購買データと顧客の声を組み合わせることで、売上結果だけでなく、その背景にあるニーズや評価を捉え、商品企画や販促改善へつなげられる点も同社の支援領域です。

小売・外食企業では、POSや会員アプリ、EC、予約、アンケート、SNSなど、顧客に関するデータが増え続けています。重要なのは、データを蓄積するだけではなく、顧客理解や施策に使える形へ変えることです。ブレインパッドは、データを「分析するもの」から「顧客とのコミュニケーションを変えるもの」へつなげることを支援する企業といえます。

※本記事は、各社の公式Webサイトや公開情報などをもとに、Store Guide編集部が独自に作成したものです。掲載内容は記事作成時点の情報に基づいており、最新のサービス内容・料金・仕様等については、各社の公式Webサイトにてご確認ください。