株式会社福寿園は、2026年6月2日、関西国際空港 第1ターミナルにて、新たな店舗をオープンした。
また、本店舗において、新シリーズ「余白の一刻 ― The Luxury of Pause ―」を発売する。
「余白の一刻 No.01」をはじめとした個性的で高品質な茶葉に加え、ボトルドティー、茶器などを通じて、お茶のある時間の新しい楽しみを提案する。
お茶を単なる飲み物ではなく、人と時間、人と空間をつなぐ文化として捉えてきた。茶葉をつくること、茶を届けること。お茶を味わう時間を育むこと。それらを融合させた本店舗は、寛政二年(1790年)の創業以来、230年以上にわたり、日本茶と向き合い続けてきた当社が考える「日本茶文化の価値」を一つの体験として表現する新たな取り組みである。
出店の背景
関西国際空港は利用客の約8割が海外からの訪日客であり、特にアジア圏のハイエンド層が多く、日本文化への関心も高いエリアである。 「日本滞在の締めくくりにふさわしい、上質で洗練された日本茶体験」を提供し、手に取った利用者が自国に帰っても語りたくなる機会を創出する。
余白の一刻 The Luxury of Pause

余白の一刻 The Luxury of Pause
情報や選択肢が広がり、世界との距離がかつてなく近くなった現代。
多様な価値観や楽しみ方が生まれる一方で、自分自身と静かに向き合う時間にも、あらためて価値が見出されるようになっている。
「余白の一刻 ― The Luxury of Pause ―」は、そのような時代に向けた福寿園からの茶葉の提案である。
お茶を淹れる。香りを感じる。一口味わう。
温度や抽出時間にこだわる楽しみ方もあれば、肩の力を抜いて自由に味わう楽しみ方もある。
一煎という小さな単位だからこそ、その日の気分や季節に合わせて茶を選び、多彩な茶との出会いを重ねながら、その日の自分に寄り添う一服を楽しむことができる。
また、必要な分だけを味わうことができるため、茶葉本来の香りや味わいを良い状態でお楽しみいただける。お好みの茶を組み合わせて収めることのできる専用ケースも用意している。
旅先で出会った一期一会の茶を持ち帰る楽しみとして、また大切な方へ贈る一品としても楽しむことができる。
合組(ごうぐみ)が生み出す一期一会
産地や品種、製法の異なる茶葉を組み合わせ、それぞれの個性を調和させながら、一つの味わいとして仕立てる「合組」を用いた茶づくりは、単一の茶葉での味わいとはまた違い、一種では表現できない奥行きや余韻を生み出す。
「余白の一刻」は、高級な茶葉を少量化した商品ではなく、合組によって一つの体験として仕立てた茶である。福寿園の茶匠が、自らの経験と感性を頼りに、茶の魅力をひとつの方向へ深く研ぎ澄ませ、目指したのは、誰にとってもわかりやすい“普遍的な最高”ではない。
茶匠が「これは面白い」「これはすごい」と感じた素材、香り、旨み、火入れ、抽出。お茶への想いを惜しみなく注ぎ込み、あえて個性を尖らせた一作。
各ナンバーは限定生産で、No.01からNo.02、No.03へと移り変わるたびに、中身の茶葉も変わる。その時々の茶匠のこだわりを、一期一会の出会いを楽しむように、その時だけの余白の一服として楽しむことができる。
ひとつの答えを守り続けず、同じ味にはしない。その時に最も良いと思えるものをつくる。それが「余白の一刻」である。



抹茶No.01 IMMERSE – MATCHA
濃密な旨みに深く沈む、静かなひと休み。
京都府産の希少な手摘み碾茶を用い、石臼で丁寧に挽き上げた宇治抹茶。
品種、産地、生産年度、そして熟成の違いを重ねることで、単なる濃さではない、多層的な旨みと香りを引き出した。苦みは穏やかに、旨みは深く。
濃茶として味わえば、抹茶の輪郭がゆっくりとほどけ、口の中に静かな余韻が広がる。薄茶としても楽しめますが、このNo.01の真価は、濃密な抹茶の世界に身をゆだねる時間にある。
余白の一刻、その最初の没入である。
30g缶入 16,000円
玉露No.01 INDULGE – GYOKURO
深い旨みに満たされる、贅沢なひと休み。
茶園に覆いをかけ、日光を避けて育てた茶葉を、一枚ずつ手で摘み採った京都府産手摘み玉露。
このNo.01では、玉露らしい濃厚な旨みと甘みに加え、華やかな香りまでもはっきりと主張する味わいを目指した。香りの強い品種を中心に、旨みや甘みを支える品種を重ね合わせることで、複数の茶畑がもつ個性をひとつの深い余韻へと仕立てている。
低温でじっくり抽出すると、舌の上にとろりと広がるコク、甘み、そしてフルーティーで芳醇な香り。
飲み終えたあとも、旨みが静かに残る。
茶匠が玉露の魅力を、濃く、深く、華やかに振り切った一服。
6g袋入 3,000円
ティーバッグ3g×5袋 8,000円
煎茶No.01 SHIFT – SENCHA
気分を澄ませるひと休み。
上質な若い芽だけがもつ、力強く甘い香り。
その清らかさの奥に、玉露を思わせるほどの深い旨みを忍ばせた京都府産煎茶である。
摘採前に短期間覆いをかけ旨味が増すように育てた茶葉を中心に、柔らかな新芽の瑞々しさと、しっかり揉み込まれた美しい形状を大切に仕立てた。
一口目には、ずっしりとした旨み。しかし後口には、煎茶らしいすっきりとした切れが戻ってくる。その緊張感が、このNo.01の個性。
ただ爽やかなだけの煎茶ではなく、ただ濃いだけの煎茶でもない。
玉露のような奥行きと、煎茶の清々しさを同時に感じさせる、茶匠の遊び心から生まれた一服である。
余白の中で、気分がすっと澄んでいく。
SHIFTという名の通り、心の重心を静かに切り替える煎茶。
6g袋入 3,000円
ティーバッグ3g×5袋 8,000円
ほうじ茶No,01 EXHALE – HOJICHA
香りに包まれて、ふっと力を抜くひと休み。
一番茶の煎茶、茎茶、玉露。
それぞれの茶葉がもつ香りや味わいを見極め、浅煎り、深煎りなど、最適な火入れを施して仕立てたほうじ茶。
香り高い山間の煎茶を中心に、茎茶や玉露を重ねることで、単調な香ばしさではなく、複層的に立ちのぼる香りを表現した。
甘く香ばしい香りがふわりと広がりながら、後口はすっきりと爽やか。二煎目以降には、香りと味わいの変化も楽しめる。
ほうじ茶は、日常に近いお茶。
だからこそ、このNo.01では、日常の安心感を残しながら、茶匠の火入れの感性をどこまで深く表現できるかに挑んでいる。
力を抜く。香りに身を預ける。その一息のために仕立てた、余白のほうじ茶。
5g袋入 3,000円
ティーバッグ2.5g×5袋 8,000円

■店舗概要
店舗名:福寿園 関西国際空港店
オープン日:2026年6月2日
所在地:関西国際空港 第1ターミナルビル 2階 国際線出発エリア
営業時間:6:30〜24:55 年中無休
電話番号:072‐456-6508
取扱商品:「余白の一刻」シリーズ、ボトルドティー、珠玉シリーズ、四君子シリーズ、日本茶器 ほか
※写真はイメージ。
※価格表示は本体価格。