合同会社prove LiFE(千葉市中央区、代表社員:山本新一)は、災害発生時にキッチンカーを活用して炊き出し等を行う「災害時におけるキッチンカーによる炊き出し等の実施に関する協定」に基づき、2025年10月より、自治体とキッチンカー事業者をつなぐ災害時の食支援体制の構築を進めている。

本協定は、地震や風水害などの大規模災害が発生した際、避難生活が長期化した場合でも、被災者に温かく安心できる食事を迅速に提供できる体制を整えることを目的としている。同社が運営する登録台数4,000台を超える国内最大級のキッチンカープラットフォーム「KITCHENCAR'S JAPAN(キッチンカーズジャパン)」を活用し、登録するキッチンカー事業者が避難所や被災地域へ出動し、炊き出し等を行う体制を構築している。

取り組みの背景には、2019年の千葉県台風被害での経験がある。長期停電が発生した際、同社は自社および協力キッチンカーとともに被災地へ出向き炊き出し支援を実施したが、事業者単位の自主的な支援では継続的な対応が難しい状況も見られたという。この経験が、平時に営業しているキッチンカーを非常時に活用する体制づくりを本格化させるきっかけとなった。

2025年10月の千葉県船橋市との協定締結を皮切りに、東京都千代田区、福岡県福岡市、愛知県名古屋市、埼玉県川口市、福島県田村市、千葉県市原市とも協定を締結。今後は千葉県千葉市や神奈川県横浜市などとの連携も予定している。2026年8月13日には千葉県で線状降水帯による記録的な大雨が発生するなど、こうした自然災害はいつ、どこで起こるかわからないとして、同社は平時から自治体とキッチンカー事業者が連携し、情報共有や訓練等を行うことで迅速に行動できるネットワークの構築・強化を進めるとしている。同社では今後も、この取り組みへの賛同と連携を希望する自治体を随時募集していく。