株式会社ナカムラ(東京都杉並区、代表取締役:中村由樹)は、1945年に東京・西荻窪で創業した果物屋「中村屋」を2026年に承継し、新ブランド「果寮中村屋(KARYO NAKAMURAYA)」として再構築する。日本の果物文化を次の100年先へつなぐためのプロジェクトで、オープンは2026年12月を予定している。
創業以来80年以上にわたり地域に営業を続けてきた中村屋だが、2025年当時、店を守っていたのは80歳を迎える二代目店主ただ一人。時代の変化や後継者不足を背景に、店は大きな転換点を迎えていた。中村屋に生まれ育った現代表の中村由樹氏は、子どもの頃から父に「果物屋はやめとけ」と言われて育ったが、海外約20カ国を訪れる中で日本の果物の品質や生産者の技術、旬を楽しみ大切な人へ贈る文化の価値に改めて気づき、この日本独自の果物文化を次の世代へつなぎたいとの想いから承継を決めた。
新ブランド「果寮中村屋」では、果物そのものの販売に加え、果物をより身近に楽しんでもらうための多様な味わい方を提案する。演出カウンターで果実をカットし抹茶を点てる所作までをひとつの体験として提供。朝の部では果実や日本茶を中心に一日の始まりに寄り添うメニュー、昼の部では旬の果実を主役にした甘味や日本茶、コールドプレスジュースなど、夜の部では昼とは異なるスタイルで旬の果実をより深く楽しめる時間を構想している。スタッフは和装で日本ならではのおもてなしを提供する予定(営業時間・夜の営業内容は計画中)。
代表の中村由樹氏は1998年東京都杉並区出身。高校時代はボクシング部主将・東京都代表として競技に打ち込み、卒業後はプロボクサーとして活動。引退後、20歳で東南アジアを中心にバックパッカーとして各地を巡り、食や文化、商いに触れた。2022年に株式会社ナカムラを設立し宿泊施設を中心とした事業を展開してきた。2027年からは子ども食堂をはじめ、果物との接点を増やす取り組みを定期的に実施予定という。
店舗情報:
店舗名:果寮中村屋 西荻窪本店(KARYO NAKAMURAYA)
所在地:東京都杉並区西荻南3-17-5
アクセス:JR西荻窪駅 徒歩3分
オープン予定:2026年12月
営業時間:朝・昼・夜の3部構成を予定