株式会社大丸松坂屋百貨店が運営する大丸福岡天神店は、「くまもとモン×福岡天神ジャック」の一環として、熊本県出身のアートユニットとの特別企画を2026年10月7日から10月18日まで開催する。

主会場は東館エルガーラ5階のサロンサイドスイートで、代表作である動物をモチーフとしたシリーズの展示販売会を行う。あわせて、同店の象徴である「孔雀」をモチーフにした描き下ろし作品も登場する。会期中は作家本人も在廊予定としている。

展示販売される作品の価格帯は、F20号が税込528,000円、F30号が税込594,000円、M50号の2点組が税込1,372,800円となる。いずれもアクリル絵具とグリッターを使用したキャンバス作品だ。

このほか2つの企画を実施する。

1つ目は、熊本県人吉球磨地域に伝わる郷土玩具「きじ馬」とのコラボレーションだ。会場は東館エルガーラ5階の上りエスカレーター前で、会期は展示販売会と同じ10月7日から18日まで。

同店が、きじ馬を制作する住岡玩具製作所と作家をつなぎ、実現した企画となる。制作にあたっては、きじ馬のルーツの一つとされる「金鶏」をモチーフに選んだ。住岡玩具製作所が約2mの大型きじ馬の木地と造形を制作し、そこに作家が表現を加える構成だ。

きじ馬は800年以上前から同地域に受け継がれてきた郷土玩具で、造形は伊勢神宮の式年遷宮で御神木を運ぶ際のものに似ており、頭部には文字が残されている。住岡郷土玩具製作所は、明治時代に初代が途絶えかけていた製作を再興し、現在は3代目が「きじ馬」「花手箱」「羽子板」などを製作している。

2つ目は、令和8年熊本地震のチャリティーライブペイントとなる。10月7日午後1時からエルガーラ・パサージュ広場で実施し、来場者の前で作品を描き上げる。完成した作品は販売し、売上の一部を同地震への寄附に充てる。