株式会社ファミリーマートは2026年10月1日、浸水の危険性が高い地域の店舗に、止水パネルの導入を進めると発表した。同年8月の千葉豪雨で被害を受けた店舗を優先し、自治体のハザードマップなどを踏まえて設置対象を広げる。
同社では、発表時点で全国約250店舗に止水パネルを設置している。今回の取り組みでは、来店客と店舗従業員の安全確保、店舗の浸水被害の軽減、被災後の早期営業再開を目的として、導入を拡大する。
背景には、8月に発生した千葉豪雨によって、一部の店舗や周辺地域で甚大な浸水被害が生じたことがある。同社は、地域の生活インフラを担うコンビニエンスストアとして、災害時の店舗機能の維持を課題に挙げている。
止水パネルは店舗の出入口に設置する。集中豪雨や台風などによる浸水への対策として、人の安全と店舗資産の保護を図る。今後は千葉豪雨の被災店舗への導入を優先したうえで、浸水リスクが高いと想定される地域の店舗に順次設置する計画だ。
ファミリーマートは2026年9月に創立45周年を迎え、「いちばんチャレンジ」を合言葉に活動を進めている。今回の止水パネル導入は、その中で掲げる「いちばん地域に愛される」を目指す取り組みの一環として位置付けている。