株式会社ノジマは、自社プライベートブランド「ELSONIC」から音声操作に対応したシーリングライトを発売した。話しかけるだけで照明のON/OFFや調光・調色を操作できる製品で、取り扱いはノジマ全店とノジマオンラインだ。

ラインアップは6畳用(EDCL6VC、JAN:4550767244422)と8畳用(EDCL8VC、JAN:4550767244439)の2種類で、調光・調色はそれぞれ7段階、保証は5年となる。音声操作に加えて、付属のリモコンでも操作できる。

この製品で押さえておきたいのが、設定が不要という点だ。

同社は、取り付け後すぐに使えるとし、面倒な設定は不要と説明している。

音声で操作する家電は、スマートスピーカーと連携する形が一般的にあたる。この場合、導入には複数の手順が必要になる。Wi-Fiへの接続、アプリのインストール、アカウントの登録、スマートスピーカー側での機器の追加といった工程だ。

この手順が購入の障壁になる部分がある。機能そのものに関心があっても、設定ができるかどうかが判断に入ることになる。設定の途中で止まれば、製品が使われないままになる形だ。

取り付けだけで音声操作ができる形では、この工程が省かれる。シーリングライトは天井の配線器具に取り付ける製品であり、照明の交換と同じ作業で済む構成になる。

売場の側から見ると、この違いは説明の内容に関わってくる。スマートホームの製品を売る場合、設定の方法や必要な環境を伝えることになる。Wi-Fiの有無やスマートフォンの機種を確認する必要も生じる。

設定が不要であれば、説明は機能と使い方に絞られる。導入の条件を確認する工程がなくなるため、接客の時間も変わる形だ。

音声操作の範囲も見ておきたい。起動ワードは「HEY エルちゃん!」で、音声コマンドは電源、調光、調色、常夜灯、タイマーの5種類となる。

汎用の音声アシスタントであれば、天気や音楽、他の家電の操作まで対応することになる。何を言われるか分からないため、認識する語彙の範囲も広くなる。

機能を照明に限定する形では、想定される言葉が絞られる。電源の入切、明るさ、色、常夜灯、タイマーという5つの操作であれば、認識の対象も限られる構成だ。

起動ワードが自社ブランド名に由来する点も特徴になる。「ELSONIC」の「エル」を使った形で、各社のスマートスピーカーが持つ固定の起動ワードとは別になる。

リモコンが付属する構成も見ておきたい。音声操作に加えて、従来の操作方法も残される形だ。

音声での操作は、使えない場面がある。来客がある時や、夜間に声を出しにくい状況では、話しかける形が適さない。家族が寝ている部屋で操作する場合も同様だ。

リモコンがあれば、こうした場面でも操作できる。音声操作を加えた製品でありながら、従来の使い方も変わらない構成になる。

用途の訴求も、この製品の性質と対応している。同社は、就寝前にくつろいだままでも操作できる点を挙げている。

寝室の照明は、ベッドに入った後に消すことになる。壁のスイッチまで行く形であれば、一度起きる必要がある。リモコンがあれば手元で操作できるが、どこに置いたか分からなくなる場合もある。

音声であれば、体を動かさずに操作できる形だ。寝室という使用の場面に合わせた機能として示される構成になる。

調光・調色がそれぞれ7段階という仕様では、組み合わせは49通りになる。明るさと色温度を独立して選べる形であれば、時間帯や用途に応じた設定ができる。

保証期間の5年という設定も、PBの商材という点に関わる。LEDの照明は寿命が長い商材にあたり、使用期間も長くなる。保証を5年とする形は、その期間の品質を示すことになる。

サイズの展開は6畳用と8畳用の2種類だ。部屋の広さで選ぶ形になり、売場では適用畳数の確認が必要になる。

同社は、今後もプライベートブランドを通じてユニークな商品の普及に努めるとしている。

ELSONICの音声操作シーリングライトは、6畳用がEDCL6VC、8畳用がEDCL8VCで、調光・調色が各7段階、5年保証、起動ワードは「HEY エルちゃん!」、取り扱いはノジマ全店とノジマオンラインとなる。

出典:株式会社ノジマ ニュースリリース