阪急うめだ本店は、2026年9月23日から10月6日まで、7階コトコトステージ71で「季(とき)をまとう器たち~芦屋貴兆陶家が紡ぐ、季のうつろい~」を開催する。芦屋貴兆陶家のオリジナルブランドの新作や、三川内焼・平戸松山窯の器など、約200種類のアイテムを展開する。
会場では、器の販売に加え、ガラス器やカトラリーなどを組み合わせたテーブルスタイリングを展示する。会期中には、会津漆器の装飾技法である「錆絵(さびえ)」を使った絵付け体験も実施。商品の販売、食卓のコーディネート展示、制作体験を組み合わせた14日間の催しとなる。
芦屋貴兆陶家のオリジナルブランド「*mayuhako*(まゆはこ)」では、新柄や作家とのコラボレーションによる新作を紹介する。お重など、現代の暮らしに合わせたデザインの器を今回のポップアップショップで披露する。
発表で紹介された商品の価格は、マユハコが27,500円、猪口が6,600円、箸置きが2,750円、箸が2,200円。器とともに、食卓で組み合わせて使うアイテムも取り扱う。
三川内焼・平戸松山窯からは、「クロムシリーズ」の新柄が登場する。今春に紹介された同シリーズに、芦屋貴兆陶家オリジナルの柄を加え、全国に先駆けて販売する。掲載商品のプレート皿は23,100円となっている。
食卓用品では、ガラス器、カトラリー、テーブルランナー、折敷などを展開する。また、塩貝起志子氏、岩崎葉子氏、石濱裕子氏によるテーブルスタイリングを展示。器単体の紹介に加え、複数のアイテムを組み合わせた食卓の設えも会場で紹介する。
「錆絵」の絵付け体験ワークショップは、10月3日と4日に開催する。各日とも11時、13時、15時の3回で、2日間で計6回を予定している。参加費は材料費込みで13,200円。プレートを追加する場合は、1枚につき7,700円が必要となる。
体験では、漆と砥の粉を混ぜ合わせた「錆」を使い、21センチ角の漆器の皿に模様を描く。錆絵は立体感のある模様を表現する装飾技法で、会津漆器の伝統的な技法の一つとして紹介されている。
ワークショップにはあらかじめ図案を用意し、初心者も参加できる内容とする。詳細の確認と予約は、阪急百貨店・阪神百貨店のイベント・サービス予約サイトで受け付ける。満席の場合は参加できないことがある。
同店は、日本の伝統工芸を現代の暮らしに取り入れる提案を通じて、伝統技術の継承を支援することを今回の企画の目的に挙げている。会期を通じ、芦屋貴兆陶家が選んだ器や食卓用品を紹介するとともに、実際に技法に触れる機会を設ける。