株式会社阪急阪神百貨店は、「笠間マロンコレクション in OSAKA」を2026年10月7日から10月13日までの7日間開催している。会場は阪急うめだ本店地下1階のフードステージだ。茨城県笠間市の特産品である「笠間の栗」を使った和洋の栗菓子を集めた企画になる。

笠間市は栗の栽培面積が日本一とされる産地だ。農林水産省の統計データに基づくもので、ふっくらとした食感と香りを特徴とする栗を使った商品が並ぶ。

催事の軸となるのが2つの企画だ。1つは「カサマロンカフェ」の生搾りモンブランで、自社農園の栗を加工する専門店が出店し、極細の栗クリームを目の前で絞って提供する。実演を伴う商品のため、売場での動きそのものが来館客の足を止める要素になる。

もう1つが「Masahiko Ozumi Paris」との限定コラボだ。同店の人気商品「ザブトンモンブラン」を笠間の栗で仕立てた阪急うめだ本店限定品で、販売期間は10月10日から12日までの3日間、各日30個限定となる。7日間の会期のうち3日間だけに絞り、1日30個という数量を設定した構成だ。

会期の一部に限った限定品を置く形は、長い会期で来館の動機を作り直す手法にあたる。初日に来た人に対しても、週末に再訪する理由を提示できる。1日30個という数量は、早い時間帯の来場を促す効果も持つ。

出店は10ブランドで、いずれも笠間の栗を使った商品を揃える。「カサマロンカフェ」の和栗モンブランがテイクアウト999円、イートイン1,018円。「Masahiko Ozumi Paris」のモンブラン 笠間マロンが税込961円。「小田喜商店」の「ぎゅ」が1袋801円。「菓匠風月」の万羊羹 笠間が1箱4,860円となる。

このほか、「栗のいえ」の笠間のこぼれモンブランが1,400円、「グリュイエール」の笠間 米粉と栗の五穀ろーるが1カット270円、「ふる川製菓」の笠間栗モンブランが1,944円、「CINARIS」の極上 笠間栗モンブランが1,300円、「pâtisserie Lumière」の陶芸モンブランが980円、「お菓子の店くりーむ」の笠間のモンブランが1,301円だ。

価格帯は270円から4,860円まで幅がある。モンブランが中心を占める構成で、1,000円前後の商品が多く並ぶ。同じ素材の商品を複数並べる形は、食べ比べという買い方を促せる点が特徴になる。産地を揃えたうえで作り手を変えることで、どこが違うのかを比べる動機が生まれる。

笠間市という単一の産地に絞った催事という組み立ても押さえておきたい。都道府県単位の物産展と比べて商品の幅は狭くなるが、素材が1つに統一されるため訴求点が明確になる。栽培面積が日本一という事実を軸に据えられる点も、説明の材料として機能する。

なお、コラボモンブランは販売日と数量が限られている。

出典:株式会社阪急阪神百貨店 プレスリリース