株式会社阪急阪神百貨店は、神戸阪急で「フランスフェア2026」を2026年10月21日から27日までの7日間開催する。会場は本館9階の催場で、テーマは「La Vie en Rose」としている。食品、生活雑貨、アクセサリーなど約50ブランドが出店する。

この催事で押さえておきたいのが、有料のワークショップを3種用意している点だ。いずれも予約制で、受付は10月17日10時から阪急のイベント予約サイトで始まっている。

1つ目がクロワッサン作りのワークショップで、10月24日と25日の正午と15時から、所要時間は約30分だ。参加費は2,500円で材料と土産が含まれ、各回3名が定員となる。2つ目がチーズのセミナーで、10月22日と23日の15時から約45分、参加費3,850円で各回10名だ。会場は「Café de Paris」で、ノンアルコールの飲み物も用意し、20歳未満には酒類を提供しない。

3つ目が人形作りのワークショップで、10月21日、23日、24日、26日は15時30分から、10月22日、25日、27日は11時から実施する。所要時間は約60分、材料費は17,600円で各回8名、15歳以上が対象だ。

定員の設定が3種で分かれている点は、内容との関係で読める。クロワッサン作りは各回3名で、作業を見ながら教える形であれば人数を絞る必要がある。チーズのセミナーは10名で、説明を聞いて試食する形であれば同時に受け入れられる人数が増える。人形作りは8名だが所要時間が60分と長く、材料費も17,600円と高い。

参加費の幅も広い。2,500円から17,600円までで、約7倍の差がある。催事の企画として、気軽に参加できるものと腰を据えて取り組むものを並べる構成になる。

予約の受付を開催4日前の10月17日に始めている点も、運営上の意味を持つ。各回の定員が3名から10名と少ないため、当日の受付では対応しきれない。事前に予約を取れば、材料の手配と人員の配置を確定できる。

このほか、無料で楽しめる催しも用意する。シャンソンのコンサートを10月25日の11時と14時に、2階グランパティオで各約20分実施する。出演はソプラノの北田美香氏とピアノの中島佳音氏だ。雨天中止となる。

出店する商品も幅がある。「Au Levain d’Antan」は伝統的なバゲットを1本735円、パン職人のサラ・アルガンドゥジ氏によるクロワッサンを540円で販売する。同店のオーナーは、神戸阪急への出店が今回で最後になると述べている。

今年初登場の「Brand Paris & Co」は、フランをプレーン756円、ラズベリーとピスタチオを各864円で販売する。「Alain Ducasse Biscuit Paris」はモワルークッキー(ピスタチオ、アーモンド、ヘーゼルナッツ)を各540円、チョコレートとラズベリーのソフトクリームを1,210円で提供する。こちらは会場で食べる商品だ。

「La Réserve des Crémiers」は黒トリュフ入りのブリーを100gあたり3,564円で販売する。100g単位での量り売りにあたる価格設定だ。

雑貨では、「Happy to see you」がペネロープ・ノロ氏の手作り人形「Rose」と「Marine」を各22,000円で販売する。「Eric Button Paris」はヴィンテージボタンを825円から、ブローチを10,450円から扱う。

価格の幅を見ると、540円のクッキーから22,000円の人形までが同じ催場に並ぶ構成になる。食品で手に取りやすい価格帯を揃えつつ、雑貨やアクセサリーで高額の商品も置く形だ。ヴィンテージボタンを825円から扱う点は、輸入雑貨のなかでも少額から選べる商材にあたる。

人形作りのワークショップで17,600円の材料費を取る構成も、同じ会場で22,000円の完成品を売っていることと対応している。買う選択肢と作る選択肢の両方を置く形になる。

出店が今回で最後になる店があることを明示している点も、来場の動機に関わる。次の機会がないという情報は、会期中に訪れる理由として働く。

出典:株式会社阪急阪神百貨店 プレスリリース