モロゾフ株式会社は、小倉井筒屋限定の「窯だしフィナンシェ」を2026年10月9日から10月20日までの期間限定で販売する。販売場所は小倉井筒屋本館地階の美・食館にあるモロゾフ「焼き菓子マルシェ」だ。営業時間は10時から19時までとなる。

店頭で焼き上げる商品で、今年は新しい味わいとして「フランボワーズ」が加わった。

「プレーン」は税抜220円、税込238円だ。香り豊かなノルマンディー産の発酵バターと、スペイン産アーモンドプードルの風味を生かしている。外は香ばしく、中はしっとりとした食感に仕上げた。

新商品の「フランボワーズ」は税抜250円、税込270円となる。スペイン産アーモンドプードルの生地にフランボワーズのコンフィチュールを合わせた。アーモンドのコクと果実の酸味が特徴だ。

素材については2点が示されている。バターはフランスのFlechard(フレチャード)社の発酵バターを使う。同社はノルマンディー地方で1946年の創業以来、家族経営で伝統的な製法を守ってきた。アーモンドは地中海性気候で育ち、脂肪分が多く風味が深いスペイン産の「アーモンドペンタ種」を採用している。マルコナ種に代わる新品種とされる。

店頭で焼き上げる形は、焼き菓子の売場において来店客の足を止める要素になる。焼成の香りが通路まで届くため、告知物に頼らずに商品の存在を伝えられる。一方で、売場に窯を置くスペースと、焼成を担う人員が必要になる。百貨店の地階という立地で、期間を12日間に区切って実施する組み立ては、その負担を踏まえたものと読める。

価格設定にも違いがある。プレーンが税抜220円に対し、新商品のフランボワーズは30円高い250円だ。コンフィチュールを加える分の差にあたる。1個単位で買える価格帯のため、2種類を両方試す買い方もしやすい。新しい味を追加することで、既存の商品を知っている来店客にも買う理由を作れる構成になる。

「焼き菓子マルシェ」は、「選ぶ楽しさ」「贈る楽しさ」「味わう楽しさ」をコンセプトに掲げた店頭仕立てのブランドだ。クッキーやサブレを扱い、アーモンドクッキー、チョコレートチップクッキー、シュガーパイなどを揃えている。

モロゾフは1931年8月設立で、本社は兵庫県神戸市東灘区。代表者は山口信二氏、資本金は37億3746万円で、東証プライムに上場している。

出典:モロゾフ株式会社 プレスリリース