株式会社シロは、ホリデーコレクション「ADVENT CALENDAR / TRAVEL SET」を2026年11月5日10時からSHIROオンラインストアおよび全国の直営店舗で発売する。10月29日から会員向け先行予約「FAST RESERVE」を開始し、同日には限定カラーのギフトポーチも発売する。テーマは「旅」で、場所の移動だけでなく新しい価値観との出会いや人間関係を育むことも含めて捉えているとしている。
「アドベントカレンダー 2026」は24アイテムで36,300円(税込)、数量限定だ。「トラベルセット 2026」は6アイテムで12,100円(税込)、こちらも数量限定となる。「ギフトポーチ カーキ」は275円(税込)で、10月29日から数量限定で登場し、定番のシルバーと選べる。
このコレクションで押さえておきたいのが、アドベントカレンダーに日付を設けていない点だ。
同社は各アイテムに「言葉」を添え、日付は決まっておらず、その日に気になったものを選ぶ形式としている。
アドベントカレンダーは本来、12月1日から24日までの日付が振られた商品にあたる。毎日1つを開ける形で、クリスマスまでの期間を数える構成だ。
この形式では、売る側に期間の制約が生じる。12月1日から使い始める商品であるため、それまでに売り切る必要がある。12月に入ってから買う客は、残りの日数分を使えないことになる。11月中に販売を終える形が基本になり、売れ残れば値引きの対象になりやすい。
日付を外す形では、この制約がなくなる。いつ開け始めても成立するため、12月に入ってからの購入でも使える。売場では12月以降も定価で売れる形になり、販売できる期間が長くなる。
買う側の条件も変わる。日付が決まっていれば、その日のものを開けることになる。決まっていなければ、気分や状況に応じて選ぶ形だ。テーマが「旅」であることと、その日に気になったものを選ぶという形式は対応している。
11月5日という発売日も、この構成と関わる。12月1日から使う前提であれば、11月下旬の発売でも間に合う。日付がない形であれば、買った日から使える商品になる。
2つの商品の関係も見ておきたい。トラベルセットは、アドベントカレンダーから旅先向けの6品を選んだものとされる。24アイテムのうち4分の1にあたる。
1アイテムあたりの価格を計算すると、アドベントカレンダーは36,300円で24アイテムのため約1,513円、トラベルセットは12,100円で6アイテムのため約2,017円になる。
アイテム数が少ないトラベルセットの方が、1点あたりでは約1.33倍高い。通常、点数が多い商品ほど1点あたりの単価は下がる。この2つでは逆の関係になっている。
容器の仕様が異なる点が関わる形だ。アドベントカレンダーはカーキのトートバッグに入り、トラベルセットは撥水性のあるダークネイビーのエナメルポーチに入る。撥水の加工が施された容器であれば、仕様の面で差が出る。
選ばれた6品の構成も関係する可能性がある。24アイテムの中から旅先向けに選んだものであれば、単価の高い商品が含まれる形になる。
売場では、この2つは選択肢として並ぶことになる。36,300円と12,100円では金額の差が大きいため、予算に応じて選べる形だ。一方で、トラベルセットの中身はアドベントカレンダーに含まれるため、両方を買う形にはなりにくい。
商品の区分も示されている。各商品には「NEW」「REVIVAL(過去の限定品)」「TRAVEL SET(トラベルセット収録)」の区分が付く。
REVIVALという区分があることは、過去の限定品を再収録していることを示す。すべてを新規に開発する形であれば、24アイテム分の設計が必要になる。過去の商品を含める形であれば、既にある処方を使える部分が生じる。
買う側から見れば、過去に買えなかった限定品が入っている形になる。新商品だけの構成とは別の価値が加わる部分だ。
主なラインアップには、トートバッグ カーキ、カレンデュラプロテクトクリーム、オードパルファン(ビー ライク ユー)、花茶シャンプー・トリートメント、果茶ファブリックアイロンミスト、あずきスクラブ洗顔、スズラン オイルインヘア&ボディセラム、ミントリップ、タマヌフェイスマスク、タマヌデイプロテクトセラム、ゆず リップモイスチャーバーム、メッセージカードなどが挙げられている。
スキンケア、ヘアケア、フレグランス、リップ、ファブリックミストと分野が分かれる構成だ。1つのカレンダーで複数のカテゴリーの商品が入る形になる。
会員向けの先行予約は、発売の7日前から始まる。数量限定の商品であるため、予約の段階で確保できる形だ。275円のギフトポーチも同じ日から販売される。
アドベントカレンダーの36,300円に対して、ギフトポーチは275円で約132分の1にあたる。価格帯の幅が大きい構成で、贈る相手や予算に応じた選択肢になる。
SHIROは「自分たちが毎日使いたいものをつくる」という考えから始まったブランドで、国内の直営店のほかロンドン、台湾、韓国、香港に実店舗がある。設立は1989年10月だ。