角上魚類ホールディングス株式会社は、鮮魚専門店「角上魚類」の草加店(埼玉県草加市松原4丁目3番5号)で「イイダコたこ焼き」(1パック6個入り、税込800円)を2026年10月31日から販売する。販売は土日祝に限られ、営業時間に準じて売り切れ次第の終了となる。
同商品は2026年8月に寺泊本店で発売され、9月のシルバーウィークから川口店(埼玉県川口市柳根町17-5)で土日祝限定で販売されている。川口店では「えび焼き(チーズ入り)」(1パック6個入り、税込800円)も同店限定で扱う。
この展開で押さえておきたいのが、販売を土日祝に限る構成だ。
川口店と草加店の営業時間は、平日が10時から19時、土日祝が9時から19時になる。平日が9時間、土日祝が10時間で、土日祝は1時間早く開く形だ。
鮮魚専門店の来客は、曜日によって差が出る部分がある。平日は仕事や学校があり、まとめ買いの機会も限られる。土日祝は家族での来店や、まとめて買う形が増える構成だ。
営業時間を土日祝だけ1時間長くする設定は、この差への対応にあたる。開店を早める形であれば、朝の時間帯の客を取り込むことになる。
たこ焼きの販売を土日祝に限る形も、同じ構成になる。調理を伴う商品であれば、焼く人員が必要だ。客数の多い曜日に限って提供する形は、人員を集中させることになる。
一方で、平日に来る客は買えないことになる。週末に来られない客にとっては、商品の存在を知っても購入の機会がない構成だ。常時販売する形と比べると、認知の広がり方も変わる部分になる。
商品の中身も見ておきたい。「イイダコたこ焼き」はイイダコを使ったたこ焼きで、1パック6個入りだ。
たこ焼きに入るタコは、通常は大きなタコを切り分けた身になる。1個あたりに入る量は切り身の大きさで決まる形だ。
イイダコは小型のタコで、丸ごとの状態で入る形になる。6個入りであれば、6匹分が使われる構成だ。
原価の考え方も変わる部分になる。切り身であれば、1匹から取れる個数で単価が決まる。丸ごと入れる形では、1個に1匹が対応することになる。
価格は800円で、1個あたりは約133円にあたる。たこ焼きとしては高い部類に入る価格帯だ。
鮮魚専門店が扱う商品である点も、この価格と関わる。同社は鮮魚を主力とする店舗で、タコも扱う商材に含まれる。仕入れの経路があれば、イイダコを使った商品を作る条件も整う形だ。
鮮魚店で調理品を売る構成も見ておきたい。
鮮魚は家に持ち帰って調理する商材にあたる。刺身や切り身であれば調理の手間は少ないが、食べるのは帰宅後になる。
たこ焼きはその場で食べられる形だ。店頭で焼いた商品であれば、買ってすぐ食べる客もいる構成になる。
鮮魚を買いに来た客が買い足す形であれば、客単価が上がる。一方で、たこ焼きを目的に来る客が鮮魚も見る形も生じる。鮮魚店に入る動機が増える構成だ。
店舗の展開の順序も特徴になる。寺泊本店が2026年8月、川口店が9月のシルバーウィーク、草加店が10月31日の順になる。
本店から川口店までは約1か月、川口店から草加店までは約1.4か月の間隔だ。本店から草加店までは約2.5か月になる。
本店で始めて関東の店舗に広げる形は、段階を踏む構成になる。一度に複数の店舗で始める形であれば、器具や人員の手配を同時に行うことになる。1店舗ずつ加える形では、運用の確認をしながら進められる形だ。
川口店限定の商品がある点も、店舗ごとの差になる。「えび焼き(チーズ入り)」は川口店のみで、価格はイイダコたこ焼きと同じ800円だ。
同じ器具で焼く商品であれば、品目を増やす形は可能になる。一方で、焼く種類が増えれば売場での管理も増える。1店舗で先に試す構成と読める。
寺泊本店は新潟県長岡市にあり、川口店と草加店は埼玉県にある。関東の店舗での販売が広がる形だ。
同社の設立は1976年5月18日で、2026年で50年になる。2016年4月1日に「角上魚類株式会社」から商号を変更しており、こちらは10年にあたる。本社は新潟県長岡市寺泊下荒町9772-20、代表者は栁下浩伸氏、資本金は1億円だ。
川口店と草加店のたこ焼きは土日祝限定で、営業時間(平日10時から19時、土日祝9時から19時)に準じ、売り切れ次第で早期終了する場合がある。