京都高島屋S.C.は、TBS系列で放送中の「バナナマンのせっかくグルメ!!」と連動したグルメイベント「バナナマンのせっかくグルメ!!博覧会」を、2026年9月18日から28日まで百貨店7階の催会場で開催する。期間中は28店舗が登場する。企画はネオスペースとTBSグロウディア、協力はTBSテレビとなる。
営業時間は午前10時30分から午後8時まで。9月22日は午後6時閉場、最終日は午後5時閉場となる。なお期間中の番組収録やバナナマンの来場はない。
催事の設計として注目したいのが、会期を前半と後半で分けている点だ。11日間という比較的長い会期のなかで、出店する店舗を入れ替える構成になっている。ラーメンでは、埼玉県川越市の寿製麺よしかわが9月18日から22日まで、栃木県日光市の達磨が9月23日から28日までと、期間を分けて出店する。いずれも京都店初出店だ。
同じ手法は他のカテゴリーにも適用されている。千葉県成田市のなごみの米屋と高知県高知市のコミベーカリーは前半のみ、沖縄県名護市の美ら花別邸は前半、愛媛県八幡浜市の谷本蒲鉾店は後半といった具合だ。前半に来た人が後半にも足を運ぶ理由が作られており、来場の機会を2回に増やす構成といえる。
商品構成も幅広い。松阪牛のビーフジャーキーが1,296円、福岡の柚子いか明太子が1,620円、長崎の女王シュークリームが631円、長野の信州ぜいたくプリンが362円と並ぶ。がっつり系では仙台の牛たん極太盛り合せ弁当が3,552円、愛媛の焼豚玉子飯が1,281円、長野のソースかつ丼弁当が1,861円。海産物では金沢まいもん寿司の握りが1,620円、長崎の五島鬼鯖棒鮨が3,780円となっている。
価格帯を見ると、362円から3,780円まで10倍以上の開きがある。その場で食べる商品、持ち帰る商品、土産として買う商品が混在する構成で、来場者の目的に応じて選べるようになっている。
テレビ番組を軸にした催事という点も、集客の考え方として参考になる。番組で紹介された店の商品が一堂に会するという構図は、視聴者にとって明確な来場理由になる。全国各地の店が対象となるため、通常であれば現地に行かなければ食べられないものが、京都で買えるという価値が生まれる。
物販の面では、番組公式グッズも用意される。会場限定販売のキッチンタイマーが1,980円、今治バスタオルが5,500円、グラスが2,500円だ。食品だけでなくグッズを並べることで、番組のファン層にも訴求できる構成になっている。
タイトルに京都弁を使った打ち出しも特徴的だ。「京都に来はったんやし」という呼びかけを各カテゴリーの見出しに繰り返し用いることで、番組の世界観と開催地の両方を伝えている。観光で京都を訪れた人にも届きやすい表現といえる。
なお品数に限りがあるため、売り切れる場合がある。価格はすべて税込表示となっている。