チロルチョコ株式会社は、2026年10月8日、「八女抹茶クランチ」を九州エリアの土産店で発売する。福岡県産の八女抹茶を使用したチョコレートに、クッキークランチを組み合わせた商品だ。1箱は4個入りの袋が5袋入った計20個入りで、税込参考価格は864円。株式会社セシカと共同開発し、販売元はセシカが務める。

商品の抹茶チョコレートには、抹茶原料として福岡県産の八女抹茶を100%使用した。同社によると、八女抹茶の甘みや旨み、コクのある味わいが特徴という。チョコレートにクッキークランチを合わせ、抹茶の風味とザクザクとした食感を楽しめる商品として展開する。

パッケージは、八女抹茶をイメージした緑色を基調とする和風のデザインを採用した。茶碗や茶筅、抹茶を配置し、商品の味を視覚的に伝える構成としている。背景には九州のシルエットをあしらい、九州限定の土産商品であることを表現した。

箱の中は5袋に分かれており、家族や友人、職場などで分ける用途を想定している。1袋あたりの内容量は4個。同社は九州旅行の土産として紹介しており、福岡県産の抹茶を使った菓子を、複数人に配れる袋入りの形で販売する。

使用する抹茶に関連して、発表では八女茶の産地や歴史も紹介している。八女茶は、福岡県八女地域を中心に生産される同県の特産品で、約600年の歴史を持つ。甘みや旨み、まろやかなコクのある味わいを特徴として挙げている。

同社の説明によると、八女茶の始まりは、禅の修行を終えた栄林周瑞禅師が、現在の八女市黒木町笠原に茶の種子と製茶技法を伝えたこととされる。今回の商品は、八女地域で受け継がれてきた茶をチョコレートに使用し、クッキークランチと組み合わせたものだ。

販売は10月8日から九州エリアの土産店で行うが、取り扱いのない店舗もある。また、商品がなくなり次第、販売を終了する。価格の864円は税込みの参考価格として公表されている。販売元のセシカは、福岡市中央区大宮に所在地を置く。

チロルチョコ株式会社は、1903年に福岡県田川市で創業した松尾製菓から、商品企画・販売部門を分離して2004年に東京で設立された。子どもたちに、当時高価だったチョコレートを10円で届けたいという考えから生まれたチロルチョコを展開している。

現在は定番商品に加え、他社とのコラボレーション商品や季節限定商品などを企画・販売しており、同社によると累計のフレーバー数は600種類を超える。