松坂屋名古屋店は、2026年10月21日から27日まで、本館4階イベントスペースで「愛知ファクトリー×次世代ファッションデザイナーズWEEK」を開催する。開催時間は10時から20時まで。愛知県の織物や焼物と、次世代のファッションデザイナーによる作品を紹介し、素材を使ったワークショップも実施する。
参加するのは、「FASHION FRONTIER PROGRAM(ファッションフロンティアプログラム、以下FFP)」のファイナリストである梅宮青氏、堀川和紗氏、山田菜々葉氏の3人。知多木綿、常滑焼、瀬戸焼、尾州織物などを用いた作品を展開する。製造過程で生じる端材も活用し、地域の素材や技術を衣服や身につける作品に取り入れる。
梅宮青氏は、知多木綿と常滑焼を組み合わせたコートを制作する。色彩や素材への感覚を生かし、社会や環境と向き合う衣服を探求してきた同氏が、2つの素材の温かみを作品に取り入れる。在廊予定は10月21日から27日までとなる。
会期中は、常滑焼のオリジナルボタンを使って衣服をアレンジするワークショップを開催する。ボタンは今回の展示作品のために制作されたもので、6つの形と朱・灰・黒の3色を組み合わせた全18種類から1つを選ぶ。
参加費は税込500円、所要時間は約15分。ボタンを付けたい衣服を持参し、会場で随時申し込む。同時に参加できるのは2人までで、定員になり次第終了する。
堀川和紗氏は、愛知の瀬戸焼と、これまで作品制作に使用してきた越前和紙を組み合わせ、身につけるアートピースを制作する。衣服や装身具など、身体に触れるものを通じて、自分と外側にあるものとの境界を考える作品を手がけている。在廊予定日は10月25日と26日。
山田菜々葉氏は、尾州の毛織物工場でスーツ地やコート地を織る際に生じる「織耳」を使用する。自ら羊毛を紡ぎ、編み、ほどいて再び活用する制作を続けてきた同氏が、ウールをベースとする織耳の質感や色の重なりを紹介する。在廊予定は10月21日から24日までとなる。
山田氏のワークショップでは、織耳を編んでミニマフラーを制作する。開催日は10月21日から24日までで、各日11時から12時、14時から15時の2回。受付は各回開始10分前から行う。参加費は税込3,800円で、各回先着4人。事前予約を優先し、予約はプレスリリースで案内する専用ページから受け付ける。
FFPは、ファッションデザイナーの中里唯馬氏が発起人となり、2021年に創設した教育一体型のプログラムである。社会的責任と創造性を両立する次世代デザイナーの発掘・育成を目的としている。大丸松坂屋百貨店は、この理念に賛同して2023年から協賛を続けている。