株式会社NTTドコモは、「ポイント交換でdポイント最大15%増量キャンペーン」を2026年11月1日から2027年1月5日まで実施する。対象のポイント交換企業が提供するポイントをdポイントに交換すると、最大15%が増量される仕組みだ。エントリー期間は2026年10月13日から2027年1月5日までとなる。

増量の内訳は2段階に分かれる。対象の交換を行った全員に、通常より8%が増量される。この分に上限はない。さらに抽選で10人に1人に7%が増量され、こちらは1アカウントあたり10万ポイントが上限となる。抽選は交換のたびではなく、キャンペーン終了後にまとめて行われる。

この設計を見ると、全員が受け取るのは8%で、7%分は抽選となる。10人に1人という当選率を踏まえると、全体で見た増量の期待値は8.7%にあたる。「最大15%」という表記は、抽選に当たった場合の数字だ。

抽選を使う形は、告知に使える数字と実際の負担を分ける組み立てになる。全員に15%を付ければ原資は交換額の15%になるが、7%分を10人に1人に絞れば0.7%分で済む。打ち出す数字を大きくしながら、実際の原資を抑えられる構成だ。

この企画で押さえておきたいのが、付与されるポイントの条件だ。キャンペーンで付与されるポイントは期間・用途限定で、進呈日から94日間が有効期限となる。付与は2027年2月末を予定しており、システムの都合で遅れる場合もあるとしている。

有効期限が94日という設定は、使われるまでの期間を区切る形になる。約3か月のうちに使わなければ失効するため、受け取った側は消費の予定を立てることになる。2027年2月末に付与されれば、使われるのは2027年春までの時期だ。

ポイントを受け入れる側の店舗から見ると、この期限の設定が来店の動機につながる。期限のないポイントは貯めたまま保有される余地があるが、期間限定であれば使い切る必要が生じる。用途限定という条件も、使える先が絞られることを意味する。付与の時期と有効期限から、どの時期にポイント利用が増えるかはあらかじめ読める。

他社ポイントからの交換を促すキャンペーンという性質も、ポイント経済圏の動きとして見ておきたい。他社のポイントがdポイントに移れば、その分の消費はdポイントが使える場所に向かう。交換の時点で増量を付ける形は、保有しているポイントを動かすきっかけを作る組み立てだ。

対象となるポイント交換企業と交換期間は企業によって異なり、キャンペーンサイトで確認するよう案内している。

対象者の条件も複数ある。エントリー期間中にエントリーし、キャンペーン期間中に対象企業のポイントをdポイントに交換し、dポイントクラブ会員であり、終了時までに利用者情報登録を完了していることが必要だ。エントリーより前に行った交換も対象になる。

エントリー期間がキャンペーン期間より早く始まっている点も構成として読める。エントリーの受付が2026年10月13日から始まり、交換の対象期間は11月1日からだ。約2週間半先行して受付を開く形は、開始の時点でエントリーを済ませている人を確保する段取りになる。エントリー前の交換も対象としているため、順序を気にせず参加できる。

なお、このキャンペーンは今後繰り返し実施される場合があるとしている。

出典:株式会社NTTドコモ プレスリリース