株式会社シロは、「SHIRO」の限定フレグランス「WHITE」として3種のアイテムを2026年10月23日に数量限定で発売する。販売はSHIROオンラインストア(10時から)と全国の直営店舗だ。会員向けの先行予約「FAST RESERVE」は10月15日から始まっている。

商品は3点で、価格はいずれも税込だ。オードパルファンが40mLで4,180円、ハンド美容液が55gで3,410円、ヘアミルクが80gで4,180円となる。3点を揃えると11,770円になる。

この企画で押さえておきたいのが、会員先行予約を発売の8日前に置いている点だ。数量限定の商品は、発売日に売り切れる可能性がある。先行予約を受ければ、どの程度の需要があるかを発売前に把握できる。

先行予約を会員に限る形は、会員になる動機を作る構成にもなる。限定品を確実に手に入れたい客にとって、会員登録が条件であれば登録する理由が生まれる。店舗とオンラインの両方で売る商品のため、先行予約で数量を押さえられれば、当日の在庫配分の判断にも使える。

香りの作り方についても説明がある。「ホワイト」は2021年の誕生以来、多くの顧客に支持されてきた香りだという。今回は、これまで「ホワイト」を冠してきた香り——ホワイトリリー、ホワイトティー、限定品のホワイトジャスミン、ホワイトムスクなど——の要素を集めて作ったとしている。

シリーズとして積み重ねてきた香りを1本にまとめる構成は、既存の商品があってこそ成り立つ組み立てだ。過去の限定品を買った客にとっては、自分が使った香りの要素が入っていることになる。新規の客にとっては、シリーズの性格をまとめて確かめられる商品になる。

香りの構成は3段階で示されている。トップがアップル、ベルガモット、ホワイトティー。ミドルがジャスミン、スズラン、ホワイトリリー。ラストがムスク、サンダルウッドだ。ミドルとラストの構成に、過去の「ホワイト」系の名前が入っている。

香りの持続時間を数値で示している点も、売場での説明に関わってくる。オードパルファンは約5〜6時間、ヘアミルクは約2〜3時間としている。オードパルファンについては、肌から15cm離してスプレーするという使い方も案内している。

持続時間や使い方を具体的に示す形は、香りの商品では判断の材料になる。香り自体の好みは試して決めることになるが、どのくらい続くかは試した場面では分からない。数値で示せれば、使う場面に合うかどうかを考えられる。

昨年からの改良点も挙げられている。ハンド美容液は香り立ちを強化し、ヘアミルクは伸びのよいテクスチャーに改良した。ハンド美容液にはホホバオイル、ガゴメ昆布、シアバターを配合する。ヘアミルクはノンシリコン処方だ。

限定品を毎年出しながら中身を改良する形は、同じ名前の商品を繰り返し出す場合の進め方にあたる。前年に買った客に対して、変わった点を示せる材料になる。

発売日の設定にも理由がある。10月23日は、SHIROの前身である株式会社ローレルの設立日にあたる。日付そのものに意味を持たせる形で、記念としての位置づけを示している。

商品の性格としては、秋冬の空気に溶け込む香りであることと、乾燥しがちな季節のケアに向いている点を説明している。ハンド美容液とヘアミルクを含む構成は、香りを楽しむだけでなく保湿の用途も兼ねる形だ。

リリースには顧客2名の感想も掲載されており、「シンプルな名前」や「性別や年齢を問わず好まれそう」といった評価が紹介されている。

同社は事業の範囲も広げている。北海道砂川市の工場(2023年開設)、長沼町の宿泊施設「MAISON SHIRO」(2024年)、レストラン「MORISHIRO」(2025年11月)を手がけてきた。2027年1月には、宿泊施設とサービス付き高齢者向け住宅で構成される「PARK SHIRO」の開業を予定している。

出典:株式会社シロ プレスリリース