阪急うめだ本店は、2026年10月21日から27日まで、8階「GREEN AGE」のコトコトステージ81で「流転 時を重ねる、日本の美 ~盆栽と陶芸~」を開催する。盆栽ブランド「THE ETORA BONSAI(ジ・エトラ・ボンサイ)」と、陶芸窯元「吉光窯(きっこうがま)」が協業し、盆栽や鉢の販売と、植物と鉢を選べるカスタマイズ体験を実施する。
THE ETORA BONSAIは、大型ホテルなどの空間演出を中心に活動する盆栽ブランド。幹の曲がりや枝ぶり、余白などを生かした作品を手がけている。今回の催しでは、現代の住空間に取り入れることを想定した盆栽を用意する。
販売作品の「五葉松盆栽」は165,000円。幹の傾きや動きを生かした樹形に仕立てている。「真柏盆栽」は308,000円で、白く枯れた部分である「神・舎利」と、緑の葉との対比を見せる作品となる。
このほか、松や檜などの常緑樹、秋に葉の色が変わる紅葉の盆栽も展開する。樹木と器を組み合わせ、和モダンのスタイルで紹介する。
吉光窯は東京を拠点に、制作の全工程を手作業で行う窯元。伝統的な陶芸技術を用いながら、現代的な形や装飾を取り入れた器を製作している。会場では盆栽鉢に加え、生活用品として使える器も販売する。
代表作の「Studs 盆栽鉢」は、粘土を一つずつ削り出し、鋲のような突起で装飾した商品。紹介されている作品の価格は7,700円と9,900円となる。
「虫喰い盆栽鉢」は12,100円。表面に独自のダメージ加工を施し、時間の経過や自然の風化を表現している。「Rockglass」は各8,800円で、手作業による質感を特徴とするロックグラスを用意する。
会期中には、購入者が好みの植物と吉光窯の鉢を組み合わせる「オリジナル盆栽作り」も行う。松、檜、紅葉などの植物と鉢をそれぞれ選ぶと、盆栽作家がその場で植え付けて渡す仕組みだ。参加者自身が植え付ける形式ではなく、組み合わせを選び、作家に仕立ててもらう体験となる。
受付は10月21日から27日まで会場で随時行い、各日の最終受付は19時。参加費は、選ぶ植物と鉢の組み合わせによって異なる。混雑時には待ち時間が発生する場合がある。
会場のGREEN AGEは、都市の暮らしに自然を取り入れることをテーマにした売場。今回の催しでは、完成した盆栽や陶器の販売に加え、樹木と器を選ぶ工程を通じて、それぞれの造形や組み合わせを紹介する。