株式会社アイトーは、ドイツのプレミアム・ライフスタイルブランド「Villeroy & Boch(ビレロイ&ボッホ)」のクリスマス・コレクション2026を2026年11月4日から順次発売する。販売は全国の百貨店とビレロイ&ボッホ公式オンラインショップで、発売開始日と販売商品は店舗により異なる。

今年のテーマは「ノスタルジック・クリスマス」で、ドイツの伝統的なクリスマスの温かさと現代的なデザインを組み合わせたとしている。

このコレクションで押さえておきたいのが、同じシリーズを毎年続ける構成だ。

中心となる「トイズデライト」は発売16周年を迎えるシリーズで、2010年の発売から継続している。ドイツ・エルツ山地のクリスマスからモチーフを得たもので、食器、グラス、ファブリックまでテーブルコーディネートができる構成だ。

クリスマスの商材は、毎年内容が入れ替わる形が多い。その年のデザインやテーマで商品を作れば、前年のものは売場から外れることになる。客も毎年新しいものを選ぶ形になる。

同じシリーズを継続する形では、買い方が変わる。前年に買った客が今年は別の品目を買い足せる形になり、年を重ねるごとに揃っていく構成だ。プレートを買った客がグラスを買い、ファブリックを加えるという流れになる。

売場の側でも、毎年同じシリーズを同じ時期に置ける形になる。前年の実績から売れ行きが読めるため、発注の判断も立てやすい。16年続くシリーズであれば、クリスマスの定番として扱える位置づけだ。

年次の限定品も、この構成と対応している。アニュアル クリスマス エディション プレート2026は6,600円(税込)で、世界のコレクター向けの数量限定品にあたる。2026年のテーマは「天からの贈り物」で、熱気球が描かれたプレートとなる。

毎年テーマを変えて1点を出す形は、買い続ける理由をつくる構成になる。シリーズで揃えるのとは別に、年ごとの1点を集める形だ。数量限定であるため、その年に買わなければ手に入らないことになる。

売場では、この性質は販売の時期に関わってくる。数量が限られる商品であれば早い時期に動く形になり、クリスマス直前には残らない可能性がある。

価格の幅も見ておきたい。トイズデライト プレート24cm ホワイトが5,500円、トイズ デライト スペシャル プレート21cm レッドが5,500円、ノスタルジックメロディー クリスマスツリー(オルゴール)が7,920円、クリスマストイズ スノーグローブ トレインが22,000円、トイズ デライト ラ プティ ボウルが44,000円となる(いずれも税込)。

最も安い5,500円と最も高い44,000円では8倍の差がある。同じコレクションの中で、この幅が設けられる形だ。

ラ プティ ボウルは14×14cmの球体型食器で、トイズデライト柄が限定で販売される。寸法ではプレート24cmより小さいが、価格は8倍になる。形状が特殊な食器であることと、限定品であることが価格に反映される構成だ。

売場では、この価格帯の幅が品揃えの構成に関わる。5,500円の皿であれば贈り物としても買いやすい水準だが、44,000円の商品は購入の判断が変わる。同じシリーズの中に異なる価格帯を置く形は、客の予算に応じた選択肢になる。

扱う品目が食器に限られない点も特徴になる。インテリア・フィギュアとして、回転式オルゴール、スノードーム(トレイン)、キャンドルホルダーが展開される。

スノーグローブ トレインは22×8.5×12.5cmで22,000円、オルゴールのクリスマスツリーは11×11×16cmで7,920円だ。

食器ブランドがインテリア雑貨を出す形は、売場の区分に関わってくる。皿やボウルであれば食器の売場に並ぶが、オルゴールやスノードームは雑貨やインテリアの区画になる。同じブランドの商品が店内の別の場所に置かれる形だ。

一方で、クリスマスの催事としてまとめる場合は同じ区画に並べられる。テーブルコーディネートとインテリアを合わせて見せる構成であれば、関連する商品として提案できる形になる。

プレートの価格設定にも特徴がある。24cmのホワイトと21.5cmのレッドが同じ5,500円だ。寸法では面積に約1.25倍の差があるが、価格は揃えられている。

ビレロイ&ボッホは1748年創業の世界的なセラミックブランドで、ドイツ・メトラッハに本社を置く同族経営企業として140か国で事業を行っている。事業分野は「バスルーム&ウェルネス」と「ダイニング&ライフスタイル」だ。創業から278年にあたる。

アイトーは1949年に東京・六本木で陶磁器卸売会社として設立された。瀬戸や美濃などの和食器から洋食器までを扱い、オリジナルブランドの企画やブランドのキュレーションを行っている。

出典:株式会社アイトー プレスリリース