株式会社セブン‐イレブン・ジャパンは、セブン‐イレブンアプリの会員を対象とした「毎日抽選」キャンペーンを2026年11月1日から11月30日まで実施する。30日間の期間を前半の11月1日から15日までと後半の11月16日から30日までに分け、それぞれ15日ずつで賞品が変わる構成だ。参加は1日1回までになる。
前半の1等は「セブンプレミアム詰め合わせ1万円分」で毎日7名、2027年1月中旬以降に郵送される予定だ。2等はセブンマイル1マイルで毎日20万名、翌月中旬以降に当選者の7iDへ一括で付与される。
後半の1等はクーポン計10枚のセットで毎日7名になる。内訳はセブンカフェの対象商品いずれか1杯50円引きが4枚、オリジナルパンの対象商品いずれか1品50円引きが2枚、麺類(そば・うどん・ラーメン・パスタなど)の対象商品いずれか1品100円引きが2枚、セブンプレミアムとセブンプレミアム ゴールドの冷凍食品の対象商品いずれか1品100円引きが2枚だ。利用期間は11月16日から12月10日までになる。2等は前半と同じセブンマイル1マイルで毎日20万名だ。
「7のつく日」にあたる11月7日、17日、27日は1等の当選枠が通常の11倍、計77名に拡大される。参加は新規登録後から可能で、抽選のため当選しない場合がある。
このキャンペーンで押さえておきたいのが、当選枠の日別の配分だ。通常日は27日あり、毎日7名なので合計189名になる。これに対して「7のつく日」は3日しかないが、77名ずつで合計231名の計算だ。3日分の当選枠が27日分を上回る構成で、その比は約1.222倍になる。日数では全体の10%にあたる3日が、1等の当選者の55%を占める形だ。期間の大半を通常の7名で進めながら、特定の3日に枠を集中させる構成になる。客の側から見ると、7のつく日に参加するかどうかで当選の確率が大きく変わる形だ。毎日参加できる仕組みであっても、実質的には3日が勝負になる構成と読める。
前半と後半で当選者の数も異なる。前半の15日のうち「7のつく日」は11月7日の1日で、通常日が14日になる。当選者は98名と77名の合計で175名だ。後半の15日では「7のつく日」が11月17日と27日の2日、通常日が13日になり、当選者は91名と154名の合計で245名になる。後半が70名多い構成だ。期間を15日ずつに等分しながら、7のつく日の数が1日と2日に分かれるため当選者数が揃わない形になる。11月の日付の並びがそのまま配分に表れる構成だ。
1等の賞品の価値も前半と後半で大きく違う。前半は1万円分のセブンプレミアム詰め合わせ、後半はクーポン10枚で合計700円分になる。1件あたりでは約14.29倍の差だ。総額では前半が175名で175万円、後半が245名で17万1,500円の計算で、約10.2倍の開きになる。後半は当選者数が多い一方で1件あたりの金額は小さい構成だ。前半は現物が郵送される形で、後半は店舗で使うクーポンになる。郵送であれば配送の手配が必要で、1万円分という金額であれば中身の選定も伴う部分がある。クーポンであれば発行の処理だけで済み、使われなければ費用も生じない構成になる。
クーポンの枚数の配分も商材と対応している。10枚のうちセブンカフェが4枚で、他の3種類はそれぞれ2枚になる。カフェだけが他の2倍の枚数だ。金額で見るとカフェが200円、オリジナルパンが100円、麺類が200円、冷凍食品が200円で、パンが最も小さい構成になる。カフェは単価が低く購入の頻度が高い商材で、1杯50円引きのクーポンを4枚配れば4回の来店につながる形だ。麺類と冷凍食品は1品100円引きで、単価の高い商材に合わせた割引額になる。枚数を分散させる形は、同じ商品に偏らず複数のカテゴリーで使わせる構成になる。
クーポンの利用期間も設計が見える。11月16日から12月10日までの25日間で、後半のキャンペーン期間(11月16日から30日)より10日長い。11月30日に当選した客にも10日の猶予が残る構成だ。当選の日にかかわらず同じ期限を設定する形で、早く当選した客は期間が長くなり、最後に当選した客は10日になる。10枚のクーポンを10日で使い切るには1日1枚の計算になり、来店の頻度が問われる部分がある。
2等の規模も確認できる。毎日20万名で30日間なので合計600万名の計算だ。1等の420名に対して約14,286倍の枠になる。参加した客の多くが2等に当たる構成で、抽選に参加する動機としては機能する形だ。セブンマイルが付与される形であれば、マイルを使う場面で再び店舗との接点が生じる構成になる。付与は翌月中旬以降の一括という形で、当選のたびに付与されるのではなく月単位でまとめられる。
前半と後半の性格の違いも売場との関係に表れる。前半の賞品は自宅に届く商品で、店舗での購買には直接つながらない構成だ。後半のクーポンは店舗で商品を買うときに使う形で、来店と購買が伴う。期間の後半に店舗で使う賞品を置く形は、年末の商戦に向けて来店を促す構成とも読める。クーポンの対象にセブンカフェ、パン、麺類、冷凍食品が入る形で、いずれも日常的に買われる商材になる。
同社の設立は1973年11月で2026年11月時点で53年になる。本社は東京都千代田区二番町、代表取締役社長は阿久津知洋氏、資本金は172億円で、東証プライム市場に上場している。クーポンの対象商品や注意事項は特設サイトで確認する形だ。