EsY株式会社は、発酵インナーケアブランド「わたしの酵活」のポップアップストアを岩田屋本店で2026年11月7日から17日まで開催する。11日間の開催で、同店での単独開催は初めてになる。会場は本館地下2階、営業時間は10時から20時までだ。

今回の開催は、2026年4月の「岩田屋定番コレクション」への初出店が好評だったことを受けたものになる。会場には常駐スタッフが入り、素材の背景や日常での取り入れ方を紹介する形で、試食もできる。

商品は「わたしの酵活」で、10包入(10日分)が2,980円(税込)、30包入(30日分)が7,884円(税込)になる。会場限定でオリジナル巾着付きの2箱セットも特別価格で用意される。75種の植物素材を3年以上発酵・熟成させた植物発酵エキスに、福岡県産いちじく「博多とよみつひめ」、ザクロ、乳酸菌を配合した発酵ペーストだ。保存料、着色料、香料、酸化防止剤は不使用で、グルテンフリーになる。

購入特典もある。会期中に30包入を2箱購入するごとに3包が進呈され、2箱セットも対象だ。無くなり次第終了になる。三越伊勢丹アプリの会員には会期中サンプルが進呈される形だ。

この催事で押さえておきたいのが、出店に至る段階だ。2026年4月の「岩田屋定番コレクション」は複数のブランドが集まる合同の催事で、11月7日からの単独のポップアップまでは約7.2か月の間隔になる。同社の設立は2023年10月で、2026年11月時点で3年1か月、資本金は300万円だ。設立から3年の企業が百貨店の単独催事に入る構成になる。

まず合同の催事で実績をつくってから単独に進む形で、百貨店の側から見ると合同催事は新しいブランドを少ない区画で試せる構成になる。客の反応を見てから単独の枠を出す判断ができる形だ。新規のブランドを入れる場合、売上の見込みが立たない段階で単独の区画を割り当てる形にはリスクが伴う部分がある。

価格の設計も検算できる。30包入の税込7,884円を1.08で割ると7,300円ちょうどになり、軽減税率8%の対象として税抜で区切りのよい金額が設定された形だ。一方で10包入の2,980円は1.08で割ると約2,759.26円で端数が出る。こちらは税込の2,980円という表示を基準に決めた構成と読める。同じブランドの同じ商品で、容量によって価格の決め方が分かれる形になる。3,000円を下回る2,980円という価格は、客が手に取りやすい水準を税込で設定したものと読める。

1包あたりの単価も計算できる。10包入は1包298円、30包入は262.8円で、35.2円、約11.81%の差になる。包数が3倍になるのに対して価格は7,884円÷2,980円で約2.646倍にとどまる形だ。10包入は10日分で試す位置づけ、30包入は30日分で続ける位置づけという構成で、続けて使う客に単価の有利さが出る形になる。

購入特典の設計も数字が整っている。30包入を2箱買うと60包になり、3包が進呈される形だ。包数で見れば5.0%の増量にあたる。金額で換算すると2箱で15,768円、3包の価値は30包入の単価262.8円で計算すると788.4円で、こちらも約5.0%になる。包数の比率と金額の比率が一致する構成だ。値引きではなく増量で還元する形は、客が商品を使い続ける期間を延ばす構成にもなる。60包に3包が加われば63日分で、2か月を超える期間になる。

背景として示された人口のデータも逆算できる。福岡市の女性は約85.7万人で、市の人口の約52.6%を占めるとされている。これを割り戻すと市の総人口は約162.93万人の計算になる。40代と50代の女性は約24万人で、女性全体に対して約28.0%、市の総人口に対して約14.73%にあたる。出典は福岡市の住民基本台帳(2026年9月末現在)で、40歳から59歳の集計だ。市の人口の7人に1人がこの層という構成で、インナーケアの商材が対象とする年代の規模を示す形になる。

会期の長さも催事としては短い。11日間で、営業時間が10時間であれば合計110時間になる。百貨店の催事は数日から2週間程度の枠が多い構成で、11日間はその範囲に収まる形だ。土曜に始まり火曜に終わる区切りで、週末を2回含む構成になる。常駐スタッフが入る形であれば、11日間の人員を確保する必要がある部分だ。

素材の調達にも特徴がある。配合される福岡県産いちじく「博多とよみつひめ」について、青果として流通しない規格外品も活用しているとされる。規格外の青果は形や大きさが基準に合わないために市場に出ない部分があり、加工用に回せば使える構成だ。ペースト状の商品であれば形は問題にならない形で、素材の性質と商品の形態が合う構成になる。地域資源の活用という同社の事業の軸と対応する形だ。

試食ができる点も催事の形と関わる。発酵ペーストは味の想像がつきにくい商材で、文字の説明だけでは判断しにくい部分がある。代表者のコメントでは、4月の催事で試食した来店者から好意的な反応があり、ブランドへの関心や身体のことを話すきっかけにもなったとされている。常駐スタッフが素材の背景を説明する形は、商品の棚に置くだけでは伝わらない情報を渡す構成になる。

同社の本社は福岡県福岡市中央区天神、代表取締役は今泉ひかり氏だ。企業理念は「代わりのいないあなたを、知識とアイテムで支える」で、女性の健康課題と地域資源の活用を軸に事業を展開している。

出典:EsY株式会社 プレスリリース