株式会社ハンズは、「ハンズの防寒対策 2026」として防寒アイテムの取り扱いを2026年10月中旬から各店とネットストアで開始した。屋外や外出先の冷え対策を主題とし、特集ページ「あったかグッズ特集」でも展開する。

紹介されているのは10品で、価格は税込2,280円から5,500円までだ。

この展開で押さえておきたいのが、自社オリジナル商品の価格設定だ。

ハンズオリジナルは3品ある。「断熱耳当てニットキャップ」が各2,280円、「断熱ネックウォーマー」が2,280円、「メリノウール あったかはらまき」が各2,780円だ。平均は約2,447円で、価格の幅は500円になる。

一方、他社ブランドの7品は2,640円から5,500円で、平均は約3,674円だ。「マンハッタンポーテージ REFLECTOR KNIT WATCH」が3,960円、「マンハッタンポーテージ LEOPARD KNIT BEANIE」が3,520円、「ウルア かぶる美容 ショートファーハット」が各5,500円、「ヘルスニットプロダクト マフラー」が各2,640円、「フリーノット モコチューブネックウォーマー」が各4,400円、「プリズメイト エコハンドウォーマー」が各2,728円、「エレス イーカイロ カレ 25」が各2,970円となる。

オリジナル商品が低い価格帯に集まる形になる。最も安い2,280円がオリジナルで、最も高い5,500円は他社ブランドだ。差は約2.41倍になる。

小売が自社で商品を作る形では、仕入れの構造が変わる部分がある。他社ブランドを仕入れる場合、価格は供給側の設定に沿うことになる。自社で企画すれば、価格も自社で決められる形だ。

価格の決め方にも違いが見える。他社ブランドの価格を税抜に戻すと、3,600円、3,200円、5,000円、2,400円、4,000円、2,480円、2,700円になる。いずれも区切りのよい金額だ。

オリジナルの3品は、税抜に戻すと約2,072.7円、約2,072.7円、約2,527.3円になる。区切りのよい数字にはならない形だ。

税込で価格を設定すれば、客が見る金額が揃う構成になる。2,280円や2,780円という表示は、棚札や値札で読みやすい形だ。税抜で設定すれば、税込の表示に端数が出る場合がある。

売場での見せ方という点では、この違いが表示に表れる部分になる。

扱う部位も見ておきたい。10品は、頭部が4品、首が3品、胴が1品、手や携帯して使うものが2品に分かれる。

頭部が最も多く、ニットキャップ、KNIT WATCH、KNIT BEANIE、ファーハットの4品だ。価格は2,280円から5,500円で、幅も最大になる。

首は3品で、ネックウォーマー2品とマフラー1品になる。2,280円から4,400円の幅だ。

胴はメリノウールのはらまき1品で、2,780円になる。

手や携帯して使うものは2品で、プリズメイトのエコハンドウォーマー(2,728円、薄型・手のひらサイズ、ダブルクリックで電源が入る)とエレスのイーカイロ カレ 25(2,970円、充電式、LEDライト付き、約42℃まで温まる)だ。平均は2,849円になる。

部位ごとに品目を揃える形は、客の選び方と対応する部分がある。寒さを感じる部位は人によって異なり、頭や首、胴、手のどこを守るかという判断が生じる形だ。

頭部に4品を置く構成では、素材や形状で選べることになる。首も3品あり、ネックウォーマーとマフラーという形状の違いが含まれる。

機能の軸も分かれている。オリジナルの2品は断熱素材を使い、裏地にボアフリースを備える。ネックウォーマーはジップ仕様で、首周りの高さを調整できる形だ。

他社ブランドでは、REFLECTOR KNIT WATCHがリフレクター糸で夜間の視認性を高める構成になる。冬は日が短く、夕方の外出が暗い時間に重なる形だ。防寒と安全の両方に関わる機能になる。

ウルアのショートファーハットは、内側に100%シルクを使い摩擦軽減と保湿の機能を持つ。「かぶる美容」という位置づけで、防寒具に美容の要素を加える構成だ。帽子をかぶれば髪が擦れる部分があり、その対策になる形になる。

フリーノットのモコチューブネックウォーマーは遠赤外線で体を温める形で、ヘルスニットプロダクトのマフラーは日本製で鮮やかな発色と柔らかな手触りを特徴とする。メリノウールのはらまきは保温に加えて消臭と吸放湿性を備える。

電気を使う2品は、他の8品とは性質が異なる形になる。素材で熱を保つ商品に対して、熱を発生させる構成だ。充電や電源の操作が必要になる一方、外気温に関わらず温度が出る形になる。

取り扱いの時期にも差がある。オリジナルの「断熱耳当てニットキャップ」と「断熱ネックウォーマー」は11月中旬の発売予定で、他の商品は10月中旬から扱われる形だ。

防寒具の需要は気温の低下に沿って立ち上がる。10月中旬から並べる形であれば、寒くなる前から売場ができる構成になる。11月中旬の商品は、需要が高まる時期に加わる形だ。

なお、店舗により取扱商品は異なる。

同社の設立は1976年8月で、2026年で50年になる。本社は東京都新宿区新宿6-27-30 新宿イーストサイドスクエア3F、代表者は桜井悟氏、資本金は1億円だ。

出典:株式会社ハンズ プレスリリース