株式会社Mr. CHEESECAKEは、サブレ「CHEESE SABLE Parmigiano」(4,536円税込)を2026年11月1日から11月30日までグランスタ東京店(JR東日本東京駅構内 B1F 銀の鈴エリア)で販売する。1日15缶の限定で、各日の在庫がなくなり次第終了となる。パルミジャーノ・レッジャーノを練り込んだサブレで、鰹節とイタリアの魚醤「コラトゥーラ」で塩味と旨味を調整し、ブラックペッパーの辛味を加えている。容器は同社のロゴが入った白いオリジナル缶だ。

この商品で押さえておきたいのが、1日15缶という数量の設定だ。同店の営業時間は月曜から土曜が8時から22時までの14時間、日曜・祝日が8時から21時までの13時間になる。14時間で15缶であれば、1時間あたり約1.07缶の計算だ。販売期間の30日間で見ると、11月は日曜が5日、祝日が11月3日と11月23日の2日あるため、21時閉店の日が7日、22時閉店の日が23日になる。営業時間の合計は413時間で、期間中の最大販売数450缶(15缶×30日)に対して1時間あたり約1.09缶の計算だ。

1時間に1缶というペースは、売場の稼働としては極端に少ない形になる。通常の物販であれば、営業時間に応じて販売数が積み上がる構成だ。15缶という数量では、早い時間に売り切れる可能性が高くなる。東京駅構内の店舗であれば通行量も多く、開店直後に購入が集中する形も生じる。客の側から見ると、買えるかどうかが来店の時間に左右される構成で、希少性が購入の動機になる形でもある。

売場の運用という点では、この設定は明確な形になる。1日15缶であれば仕込みの量も確定し、売り切れた後は追加の対応も生じない構成だ。一方で、買えなかった客への案内が必要になる部分もある。

価格も見ておきたい。4,536円という設定で、軽減税率8%で逆算すると税抜4,200円になる。区切りのよい金額で、税込価格は4,200円に1.08を掛けた数字だ。サブレの価格帯としては高い部類に入る形になる。缶入りの焼き菓子は贈り物として選ばれる商材で、1,000円台から3,000円台の設定が多い部分だ。1日15缶で4,536円であれば、1日の最大売上は68,040円、期間中の450缶では2,041,200円の計算になる。

販売する店舗も絞られている。同社の常設ストアは東京駅、羽田空港、銀座、名古屋、新宿駅の5店舗で、今回の販売は東京駅の1店舗のみ、全体の20%にあたる形だ。1店舗に絞る形は数量の設定と対応する構成になる。5店舗で1日15缶ずつであれば75缶で、製造の規模が変わる形だ。

東京駅という立地も、商材の性質と関わる部分がある。駅構内の店舗は移動の途中にある客が通る場所で、土産や手土産として買う形が含まれる構成だ。缶入りの焼き菓子は持ち運びができ、保存もきく形になる。一方で、この商品を目的に来る客も生じる。1日15缶という条件であれば、確実に買うには開店に合わせて行くことになり、駅を通る動線の客と商品を目的とする客の両方が売場に来る構成だ。

商品のカテゴリーも見ておきたい。同社はチーズケーキを主力とする企業で、オンライン販売を中心に展開してきた形だ。チーズケーキは冷蔵や冷凍で扱う商材で、持ち運びの時間に制約がある。焼き菓子であれば常温で扱え、客が持ち帰った後の扱いにも余裕が出る部分がある。駅の売場で売る商材としては、この違いが条件に関わる構成になる。

味の設計も特徴になる。パルミジャーノ・レッジャーノはイタリアの発酵チーズで、鰹節は日本の発酵食品、コラトゥーラはイタリアの魚醤でこちらも発酵調味料にあたる。鰹節とコラトゥーラはいずれも魚由来の旨味を持つ素材で、日本とイタリアの素材で同じ系統の旨味を重ねる構成だ。焼き菓子でチーズを使う商品ではチーズの風味が主軸になる部分があるが、塩味と旨味を別の素材で調整する形は設計の幅を広げる構成になる。

同社は2018年12月に設立され、2026年で8年になる。2026年6月に名古屋栄店、9月に新宿店をオープンしており、常設の店舗を増やしている形だ。代表取締役CCOの田村浩二氏は神奈川県三浦市出身で、フレンチレストランでの修業を経て2016年に帰国し、2017年に「TIRPSE」のシェフに就任している。グランスタ東京店の営業時間は月曜から土曜が8時から22時、日曜・祝日が8時から21時で、施設に準ずる形だ。

出典:株式会社Mr. CHEESECAKE プレスリリース