株式会社小田急百貨店は、「パン!スコーン!ベーグル!」を2026年10月16日から19日まで、小田急百貨店新宿店7階のイベントスペースで開催する。時間は10時から20時までで、最終日は17時に閉場する。価格はいずれも消費税込みだ。

昨年に初開催して好評だった企画の再登場にあたる。今回は出店数と商品数を拡大し、全国38店舗が参加して500種以上を展開する。期間中は一部店舗を入れ替える構成も採った。

2年目の調整として、開催時期を昨年の9月から10月に変更している。秋らしさを出すためという理由だ。秋に収穫された国産小麦「新麦」のパンや、栗・カボチャ・さつまいもを使った季節限定品を揃えるため、1か月後ろにずらした形になる。

初回の実績を踏まえて時期と規模を変える進め方は、催事を定番化させる際の手順として参考になる。同じ企画を同じ条件で繰り返すより、素材が揃う時期に合わせたほうが商品構成に幅が出る。

商品は小田急限定と先行販売を多数用意する。日付と数量の制限が細かく設定されている点が特徴だ。

パンでは、BreadShip(東京都)の「トリュフ香るマイタケドッグ」が690円で小田急限定販売、各日限定80個。ヴェラーチェ(東京都)の「八女抹茶と和栗」が650円で小田急限定販売、各日限定30個。門仲パン屋(東京都)の「パンスイスラムマロン」が650円で、小田急先行販売として10月16日と17日のみ、各日限定60個となる。

スコーンでは、FLUffY(東京都)の「ミルフィーユスコーン(栗)」が518円で小田急先行販売。anice(東京都)の「紫夜|紅芋と竹炭のバイカラースコーン」が920円で各日限定16個。EARLY BiRDS MORNING CLUB(東京都)の「スイートポテトメープルベーコンスコーン」が518円で、10月16日から18日のみ、各日限定60個だ。

ベーグルでは、Gris bagel(東京都)の「ごろっとカボチャのグラタンベーグル」が650円で小田急限定販売、10月16日と17日のみの各日限定30個。KAMOGAWA BAKERY(京都府)の「とろ~り蜜芋ベーグル」が352円、Twinmam Bagel(東京都)の「マロンショコラクリームチーズタルトサンド」が972円となる。

限定の条件を「小田急限定」「先行販売」「販売日の指定」「各日の数量」と4通りに使い分けている点は、催事の運営として押さえておきたい。限定数を各日16個から80個まで分けているため、商品ごとに来場を急がせる度合いも変わる。会期が4日間と短いなかで、日ごとに並ぶ商品が変わる構成になる。

「お酒に合うパン」というカテゴリーも設けている。lien(東京都)の「白トリュフのスコーン」が594円、ルクパル(東京都)の「マロンシュトーレン」が2,800円で小田急先行販売として10月16日から18日のみ、MANHATTAN Bakery & Wine Bar(東京都)の「3種のキノコとグリルチキンのブレッドボウル」が476円だ。

パンを酒に合わせる提案は、東急百貨店も渋谷のフードエリアで同じ時期に打ち出している。パンを朝食や昼食の主食としてではなく、夜の時間帯の商材として扱う構成が、複数の百貨店で見られる状況だ。

商品を選ぶ手がかりも用意する。「パンラボ」主宰の池田浩明氏によるおすすめコメント付きリーフレットで、各店の注目品を紹介する。500種以上という点数では、来場客が何を買うか判断しきれない場面が出てくる。第三者の視点で絞った案内があれば、選定の負担を下げられる。

有料のワークショップも実施する。「クロワッサンぬり絵体験」で、水彩パステルでクロワッサンの下絵に色を塗る内容だ。絵が苦手な人も参加しやすい形式としている。日程は10月18日と19日で、各日3回(11時30分、13時、14時30分)、定員は各回先着8名。参加費は2,500円でポストカードとクリアファイルが付き、当日会場払いとなる。予約はLivePocket-Ticketで各回前日17時まで受け付ける。

講師はイラストレーターで「BREAD 1set」を主宰する笹原由子氏だ。2013年から水彩パン画を手がけ、現在は札幌を拠点に全国でワークショップを開催している。

物販の催事に有料の体験を組み合わせる形は、滞在時間を延ばす手段になる。定員を各回8名に絞っているため規模は小さいが、会期後半の2日間に配置することで、前半に来た客の再訪にもつながる。

なお、先行販売と小田急限定品には販売日や数量の制限がある。表記のない商品も含め、各店舗の品揃えは期間中に入れ替わる場合がある。

出典:株式会社小田急百貨店 プレスリリース