株式会社トリクルは、韓国発のヘアケアブランド「LADOR(ラドール)」の人気シリーズ「パフュームヘアオイル」の大型売り場を、@cosme OSAKA(大阪府大阪市北区梅田3-1-3 ルクア イーレ3F)に展開している。期間は2026年9月30日から10月27日までで、営業時間は10時30分から20時30分までだ。同店での大型展開は初となる。
この売り場で押さえておきたいのが、香りとテクスチャーを試してから商品を選べる構成だ。来店者が実際に確かめられる形にしている。
香りが選ぶ基準になる商品は、オンラインでは伝えられない部分を残す。同ブランドの商品は楽天、Amazon、ZOZO、Qoo10の各公式ストアでも扱われており、購入の経路自体は複数ある。一方、どの香りが自分に合うかという判断は、画面上の説明や他人の評価では決めきれない。試せる場所を作る形は、認知と購入の間に残っている段階を埋める組み立てになる。
扱う香りは5種類だ。La pitta(ラ ピタ)、Hinoki(ヒノキ)、Osmanthus(オスマンサス)、Our leaf(アワーリーフ)、Angel Muguet(エンジェルミュゲ)が並ぶ。Angel Muguetは、VOCEやLDKのベストコスメ受賞歴がある清涼感のある香りとして紹介されている。
5種類をまとめて置く点も、比較という行為の前提になる。1種類だけを試しても、好みに合うかどうかの判断は難しい。複数を並べて嗅ぎ比べられれば、違いが分かったうえで選べる。大型の売り場を設けるという形は、この比較のための場所を確保することにあたる。
価格は税込で、30mlが2,200円、80mlが3,700円だ。
この2つの容量を単価で見ると、30mlは1mlあたり約73円、80mlは約46円になる。容量は2.67倍だが価格は1.68倍にとどまるため、80mlの方が単価で約37%安い計算だ。初めて買う客が30mlで試し、気に入れば80mlに移る流れを想定した価格設計になる。香りの好みが分かれる商材で、小容量を用意しておく意味もここにある。
ブランドの背景も説明されている。LADORは2007年に韓国で誕生し、現在は30か国以上で展開している。ブランド名は「Laboratory(研究所)」と「adorable(愛らしい)」を組み合わせたものだ。1製品の開発には1年以上かけ、専門家と研究員が連携して製品を作っているとしている。公式スローガンは「Completing your everyday life, Lador.」だ。
パフュームヘアオイルについては、SNSでの評判を受けて「髪に塗る香水」のような存在として話題になったと説明している。ブランドの顔ともいえる商品だという位置づけだ。
ヘアケアとフレグランスの間に置く形は、売り場での扱いにも関わってくる。ヘアオイルとして並べれば髪の補修やまとまりを求める客が手に取り、香りの商品として並べれば別の層に届く。今回は香りを体験できる空間として打ち出しているため、後者に寄せた構成になる。
想定する客層として、既存ユーザーに加えて、韓国ヘアケアやフレグランスに関心のある人も挙げている。
期間を約4週間に限る形も、売り場の使い方として見ておきたい。常設の棚とは別に大型の区画を取る場合、他の商品との入れ替えが必要になる。期間を区切れば、1つのブランドに面積を割く判断がしやすい。
なお、展開内容や取扱商品は予告なく変わる場合がある。商品は数量に限りがあり、品切れの場合もある。営業時間も変わることがあるため、最新の情報は店舗の公式サイトで確認するよう案内している。