GINZA SIXリテールマネジメント株式会社は、クリスマスプロモーション「GINZA SIX XMAS 2026」を2026年11月6日から12月25日まで展開する。テーマは「LOVE」で、施設全体を一つの作品として捉えた企画だ。

あわせて屋上庭園「GINZA SIX ガーデン」にスケートリンク「Rooftop Star Skating Rink」を設置する。期間は2026年11月14日から2027年2月14日までの93日間で、約3か月にわたる。

このリンクで押さえておきたいのが、氷を使わない構成だ。

同社は、氷ではなく樹脂を使ったサステナブルなリンクとしている。

氷のリンクには冷却の設備が必要になる。氷の状態を保つには常に冷やし続けることになり、電力の消費も大きい。屋外であれば気温の影響も受けるため、暖かい日には維持が難しくなる。

樹脂のリンクでは、この条件が変わる。冷却が不要であれば電力の負担が減り、気温にも左右されない形だ。11月から2月までの3か月間、屋上で営業を続ける構成は、この仕様と対応している。

設置の場所も関わる部分だ。屋上庭園は建物の最上部にあたり、重量や設備の制約がある。冷却の機械を設置して配管を通す形と、樹脂のパネルを敷く形では、必要な工事が変わることになる。

料金の区分も見ておきたい。大人(高校生以上)が2,000円、小人(中学生以下)が1,500円、付添料金が300円(いずれも税込、貸靴料込み)だ。

大人と小人の差は500円で、これに加えて「付添料金」が設けられている。

付添料金は、滑らない人が入る場合の料金にあたる。子どもを連れて行く保護者が、自分は滑らずに付き添う形だ。300円という設定であれば、大人料金の15%の水準になる。

滑る人だけを対象にする形であれば、付き添いの保護者は入れないことになる。未就学児は保護者同伴が条件とされているため、付き添いが前提の客層も含まれる構成だ。3歳以下は滑走できない。

割引の設計も特徴になる。GINZA SIXカード・アプリ会員は200円引き、館内レストラン・カフェの利用者には200円引きチケットが配布される。両方の併用はできない。

2つの割引が同じ200円で、併用できない形になる。会員であれば最初から200円引きになるため、飲食の割引チケットを使う意味がなくなる。

一方で、会員でない客が館内で飲食すれば200円引きになる。つまりこの割引は、会員以外の客に飲食の利用を促す構成として機能する形だ。

200円は大人料金2,000円に対して10%にあたる。会員の獲得と館内の飲食の利用を、同じ金額で並べる設計になる。

備品の扱いも分かれている。手袋は着用必須で、持参が可能だが会場でも販売される(大400円、小300円)。ヘルメットとプロテクターは無料貸出で、10歳以下はヘルメットの着用が必須だ。

手袋を持参しない客は、大人であれば2,000円に400円が加わり2,400円、子どもであれば1,500円に300円で1,800円になる。

必須の備品でありながら有料で売る形と、無料で貸し出す形が分かれる構成だ。売場の側から見れば、手袋は販売の商品として扱われることになる。

収容人数は75名で、営業時間は平日が14時から20時30分まで(6.5時間)、土日祝が11時から20時30分まで(9.5時間、最終受付20時)となる。

平日の開始が14時である点は、客層と対応する部分だ。学校や仕事がある時間帯を外した設定になる。

年末年始の設定も細かい。12月19日から1月3日は土日祝扱いとなり、16日間が11時開始になる。12月31日は11時から18時まで(最終受付17時30分)、1月1日と2日は休業だ。

このほか、ROOFTOP LIVE「ROOFTOP LIVE GINZA SIX XMAS 2026」が2026年11月13日19時から20時30分(予定、開場18時15分)に同じ屋上庭園で開催される。出演は三浦透子(Acoustic trio)とYuma Abe & Yosuke Shimonaka Duo Setで、300名を募集する。

応募はGINZA SIXアプリに登録した後、特設サイトから行う形だ。当選者のみアプリ内の「TICKET」にチケットが配信される。

アプリの登録を条件にする形は、その後の接点にも関わる。1回のイベントで終わらず、アプリの会員が増える構成になる。スケートリンクの会員割引も同じアプリが対象だ。

アートの展開も館内全体に及ぶ。パリを拠点とするグラフィティアーティストのアンドレ・サライヴァが手がけ、1階エントランス(中央通り正面4丁目側)に作品「Love one」、7丁目側にグラフィック、屋上にインスタレーション「Love two」が置かれる。作品は昼と夜で表情が異なるとされる。

銀座駅から館内へ続く地下鉄連絡通路の壁面には、アニメーションを投影する。同館では初の試みとされている。

連絡通路は通過する場所にあたる。館に入る前の動線に映像を置く形は、来館の前の接点になる構成だ。

ギフト&グルメ冊子「CHRISTMAS BOOK 2026」も2026年11月6日から12月25日まで館内で配布される(なくなり次第終了)。

出典:GINZA SIXリテールマネジメント株式会社 プレスリリース