小売・流通業向けシフト管理クラウド「R-Shift(アールシフト)」を提供するオーエムネットワーク株式会社(本社:新潟県新潟市、代表取締役:山岸真也)は、オプション機能「人時管理」内の「作業別人時管理表」において、パフォーマンスの大幅な改善を実施した。

今回の改修により、データ集計画面の表示速度を最大20倍以上に高速化(実行時間を約95%削減)。店舗運営の現場におけるデータ活用のさらなる効率化を支援する。

背景と目的

現在「R-Shift」を利用している企業の平均店舗数は、172店舗/社(同社調べ)となっており、さらに企業の出店規模拡大や蓄積データ量の増加に伴い、R-Shiftから収集できるシフトデータや、日々のワークスケジュールから収集できる作業割り当て状況(作業別人時管理表)の集計処理に時間を要するケースが発生していた。分析担当者にとって、画面表示の待機時間は思考の中断を招き、データに基づく迅速な意思決定を妨げる要因となる。

同社では、新機能の追加だけでなく、既存機能の使い心地を徹底的に磨き上げることがSaaS事業者としての責務であると考え、今回のパフォーマンス改善を実施した。

※既存の利用者の適用は順次リリース予定

「作業別人時管理表」とは

作業別人時管理表

「作業別人時管理表」は、R-Shiftのオプション機能「人時管理」の中核を担う集計画面だ。店舗ごとに「どの作業に・誰が・どれだけの時間を費やしたか」を一覧で可視化し、人件費の最適配分や生産性の改善検討に活用されている。

特に数十〜数百店舗を展開する小売企業にとっては、全店横断でのデータ比較・分析を行う際に欠かせない機能であり、日々の意思決定を支える重要な役割を果たしている。

データベース処理の根本的な見直し

今回の改修では、データ集計の中核を担うデータベースへの問い合わせ処理(SQL)を根本から再設計した。

従来の処理では、複数のデータを段階的に結合・集計する構成がサーバーへの負荷を高めていた。今回、処理の流れを一から分析し、必要なデータのみを効率的に取得する構成へと刷新。データ量が増加しても処理時間が大きく膨らまない、スケーラビリティの高い設計を実現している。

改善のイメージ

実行時間を最大95%削減

社内検証環境において、改修前と比較して以下の成果を確認した。

表示速度の改善:実行時間を約95%削減し、最大20倍以上の高速化を実現。特にデータ量の多い環境ほど改善効果が大きく、数十店舗以上の実績データを一括集計するケースで顕著な成果が得られている。

※数値は利用環境、店舗数、集計対象期間等の条件により変動する

実行時間が約95%減少

今後の展望

オーエムネットワークは、今回の「作業別人時管理表」の改善を皮切りに、「R-Shift」の他機能においてもパフォーマンスの改善を順次進めていく予定だ。

今後も、現場の意思決定を支えるプロダクトであり続けるために、機能拡充とあわせて既存機能の品質向上にも注力していく。

【会社概要】

会社名:オーエムネットワーク株式会社

所在地:新潟県新潟市中央区

代表取締役:山岸真也

事業内容:業務システム開発、シフト管理システム「R-Shift」

提供Web:https://www.omnetwork.co.jp/