トリゼンフーズ株式会社は、常温で持ち歩けるもつ鍋の土産商品「鶏屋が、仕立てた博多もつ鍋セット」を2026年10月1日に発売した。販売は福岡空港、博多駅をはじめとする土産店で行う。

価格は税抜1,850円。セット内容は、もつ鍋スープ400g、国産牛小腸とつくね144g、ゆでちゃんぽん麺140g、にんにくと唐辛子の薬味5.5gで構成する。保存は直射日光を避けた常温、賞味期限は6カ月。

販売場所は、福岡空港のANA FESTA、博多駅のお土産街道、ステーションフード、サービスエリアでは古賀SAと基山SA、そして福岡市内の華味鳥各店舗に及ぶ。

開発の背景として同社が挙げるのは、もつ鍋の土産に冷凍や要冷蔵の商品が多い点だ。帰りの移動が長く保冷が心配、すぐに渡せないかもしれない、といった声が寄せられていたという。

同社は2025年10月に常温で持ち歩ける「スープをいただく水たき」を発売しており、今回はその流れを受けて常温のもつ鍋を商品化した。

商品の特長は3点ある。

1点目は、鶏肉店を本業とする同社ならではの構成だ。同社のルーツは1949年に博多区吉塚市場で創業した鶏肉店で、2006年からもつ鍋の冷凍商品と店舗での提供を手がけてきた。本商品では国産牛もつに華味鳥のつくねを加えている。ちゃんぽん麺にはロングライフ麺を採用し、そのまま鍋に入れて短時間の加熱で締めまで味わえる仕立てにした。

2点目はスープで、自社製造の水たきスープのノウハウを生かし、醤油とにんにくを効かせた味わいに仕上げている。

3点目が常温という形態だ。保冷剤も保冷バッグも不要で、旅行や出張の帰りに手荷物のまま持ち帰れる。遠方への発送や家庭での備蓄にも向くとしている。

同社は2026年10月1日に「博多鶏だしちゃんぽん」も同時発売した。これにより、水たき、もつ鍋、ちゃんぽんの3品が常温の土産として揃う。

土産市場については、コロナ禍前と比べて約2.6倍まで拡大したと説明している。

同社は1949年に福岡市博多区吉塚で鶏肉小売業として創業した。創業者自ら養鶏に携わり、1988年に銘柄鶏「華味鳥」が誕生している。現在は通販事業と飲食事業を展開し、水たき専門店をはじめ30店舗以上を運営する。飲食事業は2019年の分社化により、グループ会社のトリゼンダイニング株式会社が担っている。

出典:トリゼンフーズ株式会社 プレスリリース