株式会社ファミリーマートは、「ファミマ・ザ・海苔弁当」を2026年10月6日から全国約16,500店で発売した。「ファミマ・ザ・シリーズ」としては初めての弁当にあたる。価格は税抜462円、税込498円だ。
中身は、ごはんの上に特製醤油タレ、削り節、海苔を合わせたうえで、ちくわの磯辺揚げ、タルタル付き白身魚フライ、コロッケ、ゆで玉子などの定番のおかずを盛り合わせた構成となる。
開発の背景として同社が挙げているのは、物価高を受けて日常のランチ代を抑えたいという需要だ。ワンコインで買える定番商品として設計している。税込498円という価格は500円を下回る水準に収めたもので、1食あたりの支出を把握しやすい形になる。
海苔弁当という選択も、この価格帯に合っている。揚げ物とごはんを中心に構成できるため、原価を抑えながら品数を揃えられる。ちくわの磯辺揚げ、白身魚フライ、コロッケ、ゆで玉子と4品を入れている点は、金額に対する満足感を作る要素になる。
「ファミマ・ザ・シリーズ」はこれまでパンや菓子を中心に展開してきた。メロンパンとカレーパンは発売3日でそれぞれ100万食を超え、クレープはシリーズ累計で120万食を超えたという。すでに認知を得たシリーズ名を弁当に広げる形を採ったことになる。
ブランドを別カテゴリーへ広げる手法は、新しい商品名を立ち上げる場合より導入の負担が小さい。来店客がシリーズ名を知っていれば、棚で見た時点で価格や位置づけの想像がつく。パンや菓子で接点を持った層に対して、弁当という別の売場で同じ名前を見せられる点も効いてくる。
あわせて、キャンペーンも実施している。「ファミマ・ザ・海苔弁当」を購入すると、対象の「おーいお茶」の無料引換券がもらえる。対象商品はおーいお茶緑茶600mlとおーいお茶濃く香るほうじ茶600mlで、ホット飲料と冷凍飲料は除外となる。
発券期間は2026年10月6日から10月12日まで、引換期間は10月6日午前7時から10月19日までだ。発券と引換の期間をずらすことで、券を受け取った来店客が後日もう一度来店する流れを作る組み立てになる。弁当と飲料を同時に渡すのではなく、次回の来店時に引き換える形にしている点が特徴だ。
今回の取り組みは、創立45周年の一環として実施する「おトクが、止まらない45周年大感謝祭」に含まれる。
なお、地域や店舗によって一部商品を取り扱わない場合がある。