株式会社AOKIは、手を使わず立ったまま履ける「パシットシューズ」シリーズの販売を開始した。革靴タイプ2種類とスニーカータイプ3種類の全5種類を展開し、AOKIの店舗および公式オンラインショップで取り扱う。通勤や冠婚葬祭、オフィスカジュアル、休日など、着用する場面に合わせて選べるラインアップとした。
同シリーズは、かかとに硬質な樹脂パーツを内蔵したハンズフリー構造を採用している。足を入れる際に靴べらを使わず、立ったまま着用できる仕様である。さらに、シュータンと呼ばれる靴のベロ部分を巻き込みにくくする独自設計を取り入れ、靴ひもを結び直す手間を減らしている。
開発の背景について同社は、手を使わずに履ける靴がカジュアルシューズを中心に広がるなか、毎日着用するビジネスシューズにも、その利便性を取り入れることを目指したと説明する。出勤時のほか、会食などで靴を脱ぎ履きする場面も想定している。
革靴タイプは、黒の「内羽根ストレートチップ」と「内羽根プレーントゥ」の2種類。ストレートチップはつま先に横方向のラインを入れたデザインで、商談や冠婚葬祭などに向けて提案する。プレーントゥはつま先の装飾を抑え、スーツやジャケットとパンツを組み合わせた装いに対応する。
革靴タイプの内側には、歩行時のぐらつきを抑える滑り止め生地を使用した。中敷きには衝撃を吸収する低反発EVAインソールを採用し、立ち仕事や外回りなど、長時間の着用にも配慮している。
スニーカータイプは、「外羽根」の黒と白、「プレーントゥ」の黒の3種類をそろえる。革靴タイプと同様のハンズフリー構造を備え、ビジネスカジュアルから休日の服装までを対象とする。
外羽根タイプは、黒をオフィスカジュアルやビジネスカジュアルに、白を休日の装いにも合わせられる商品として展開する。プレーントゥタイプは、甲を覆うアッパーに革靴のデザインを取り入れ、靴底をスニーカー仕様とした。
スニーカータイプの中敷きには、高反発ウレタンインソールを採用する。また、革靴タイプとスニーカータイプのいずれも、靴底にシャンクと呼ばれる補強材を内蔵し、歩行時の靴底のねじれを抑える構造としている。
シリーズには、はっ水素材も使用する。靴を履く際の動作を減らす構造に加え、素材や中敷き、靴底の仕様を組み合わせ、日常の移動や仕事での使用に対応させた。
同社はスニーカータイプについて、テントへの出入りなど、靴を頻繁に脱ぎ履きするアウトドアの場面での使用も紹介している。公式オンラインショップでは特設ページを設け、各タイプの特徴や着用場面を案内している。