カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)と株式会社大阪ブルテオンは、常設ファンベース「リアル”BLUTEON’S HOUSE”」を2026年10月9日に枚方T-SITE(大阪府枚方市岡東町12-2)8階の特設スペースに開設した。営業時間は11時から22時までで、入場は無料(有料コンテンツは別途料金)だ。

コンセプトは「つくって、たのしむ、みんなのお部屋」で、大阪ブルテオンのホームタウンである枚方市を中心に、ファンとチームが日常的につながる場を提供し、地域活性化を図るものとされる。公式ファンコミュニティ「BLUTEON’S HOUSE」と連動し、シーズンを通してファン参加型コンテンツを順次更新する予定だ。

この施設で押さえておきたいのが、設備ごとに決済方法が分かれている点だ。

「ネームステッカー機」は選手名や任意のテキストで限定デザインのシールを作成できる設備で、1回500円(税込)、現金のみの対応となる。100円玉5枚の準備が必要とされている。

「スマホケース機」はチーム公式の限定フレームデザインのケースを作成・購入できる設備で、1回3,980円(税込)、電子決済のみだ。「電子決済カプセルトイ」は1回1,200円(税込)で、こちらも電子決済のみとなる。

同じ場所に置かれる設備で、支払いの手段が分かれる構成になる。

現金のみの設備では、客が現金を持っていなければ使えない。100円玉5枚という条件であれば、両替が必要になる場合もある。リリースに準備が必要と明記されているのは、この条件への対応にあたる。

一方で電子決済のみの設備では、現金を持っていても使えないことになる。両方の設備を使う客は、現金と電子決済の双方を用意する形だ。

商業施設の中に置く設備であれば、館内の他の店舗では電子決済が使える場合が多い。設備ごとに条件が異なる形は、客が事前に確認する必要を生む構成になる。

設備の性質がこの差に関わる部分もある。ネームステッカー機は500円という単価で、硬貨で完結する金額だ。3,980円や1,200円という金額では、硬貨での支払いは現実的ではない。

商品の作り方も見ておきたい。ネームステッカーとスマホケースは、その場で作る形になる。

ネームステッカーは選手名や任意のテキストを入力して作るため、組み合わせは客が決める形だ。縦型デザインは10選手とキャラクターのみとされている。

スマホケースはiPhone 11から18シリーズ、Pixel 9・10シリーズに対応する(2026年9月時点、一部機種を除く)。iPhoneは8世代分にあたる。

この形では在庫を持たないことになる。既製のグッズであれば、サイズや種類ごとに在庫が必要だ。スマホケースは機種が多く、売れ残りも機種ごとに生じる。

その場で作る設備であれば、対応する機種のデータがあれば作れる形になる。在庫の負担がなく、機種の追加もデータの更新で対応できる構成だ。

一方で、対応していない機種の客は作れないことになる。「一部機種を除く」という条件があるため、来てから使えないと分かる場合も生じる。

価格の幅も見ておきたい。ネームステッカーの500円から、スマホケースの3,980円までで約8倍の差がある。

カプセルトイの1,200円という価格も、通常の水準とは異なる。カプセルトイは数百円の設定が多いが、第1弾はチーム公式キャラクターのメタルチャームで1,200円となる。金属の素材を使う形であれば、原価も変わる構成だ。

カプセルトイの販売開始は10月17日予定で、施設のオープンから8日後にあたる。開設の時点では一部のコンテンツが稼働していない形になる。

常設の施設であれば、コンテンツを順次追加できる。すべてを揃えてから開く形と、開いてから加える形では、客が訪れる回数も変わる。後から加わる形であれば、再訪する理由が生まれる構成だ。

撮影の企画も用意されている。「撮影ミニスポット」はカプセルトイのグッズや持ち込みグッズを撮影できる無料の専用スペース、「大型撮影パネル」は試合会場にいるような気分になれる無料のフォトスポットだ。

無料の企画を含める形は、滞留の時間に関わる部分になる。有料のコンテンツのみであれば、使わない客はすぐに出ることになる。撮影のスペースがあれば、持ち込んだグッズを撮る客も滞留する形だ。

「応援コーナー」は選手への応援メッセージを集めてチームに届ける取り組みで、10月1日から先行募集を開始している。施設のオープンより8日早い形だ。2026-27シーズン開幕に向けた企画とされる。

商業施設にスポーツチームの常設の拠点を置く構成は、接点の作り方に関わる。チームのグッズは試合会場やオンラインで売る形が基本にあたるが、試合は年間の一部の日程に限られる。

常設の施設であれば、試合のない日も開いている。営業時間が11時から22時までの11時間であれば、買い物や食事の動線の中に入る形だ。ホームタウンにある商業施設という立地も、地域のファンとの接点になる構成になる。

「リアル”BLUTEON’S HOUSE”」の所在地は大阪府枚方市岡東町12-2の枚方T-SITE 8階特設スペース、営業時間は11時から22時まで、入場は無料(有料コンテンツは別途料金)だ。

出典:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 ニュースリリース