株式会社トランザクション・メディア・ネットワークスと株式会社DearOneは、渋谷スクランブルスクエア株式会社の公式アプリ『渋谷スクランブルスクエアアプリ』をフルリニューアルし、2026年6月より順次サービス提供を開始した。

リニューアル後の1カ月間で、月間ダウンロード数は平常時と比較して約4.8倍、ポイント会員数は1割増加したとしている。

今回の刷新で、従来のクレジットカード登録によるキャッシュレス決済機能の提供を終了した。代わりに、利用者が普段使っている決済手段で買い物をする際にも、アプリを提示するだけでポイントが貯まる仕様とした。

商業施設が自前の決済機能を持つのではなく、決済手段の選択は利用者に委ね、ポイントと会員証の機能に絞る構成となる。

開発の役割は分かれている。TMNが会員管理とポイントシステムの基盤となるCRM会員基盤、およびテナント端末アプリケーションを提供し、DearOneがアプリ開発サービス「ModuleApps2.0」を活用したアプリ開発とUI/UX設計を担当した。

実装された機能として5点が示されている。

1点目は、会員証バーコードの提示1回で、クーポン適用、ポイント利用、ポイント付与をワンストップで処理できる仕様となる。店頭で複数の画面を行き来する手間を省く構成だ。

2点目は、TOP画面のコンテンツやキャンペーン情報を期間を絞って出し分けられる機能となる。運用担当者の更新と管理の負荷を軽減する。

3点目は、標準仕様から変更した独自のクーポン表示、4点目は、マイページなど主要画面のデザイン刷新となる。

5点目が、店舗向けの業務アプリの提供となる。POSの改修が不要で、テナントの入れ替えにも対応できる。商業施設向けのグループウェアとも連携しており、テナント側のポイント精算業務を変更せずに新システムへ切り替えられるとしている。

アプリの主な機能は、会員ランクに応じたポイント付与、クーポン配信、最新ニュース配信となる。ポイントは支払い金額100円につき付与され、1ポイント1円から利用できる。

両社は、これらの機能設計が他の商業施設や小売業におけるアプリ構築と運用プロセスの改善にも応用可能だとしている。

渋谷スクランブルスクエアは、渋谷駅直結の複合施設で、商業施設、オフィス、展望施設、共創施設の管理運営を行っている。

出典:株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス プレスリリース