多くの米国の家庭にとって、医療を受けることは本来よりも難しくなっている。プライマリケアの予約待ちの長さ、高額な自己負担、そして分断された医療システムにより、人々は受診を先延ばしにしたり、複雑な健康上のニーズを一人で抱え込んだりすることが少なくない。

CVS Pharmacy店舗内の医療クリニック「MinuteClinic」を展開するリテールヘルス事業は、当日受診可能な体制、明確な料金設定、対面・バーチャル・デジタルの各形態による便利な受診オプションを通じて、こうした課題への対応を進めている。

手頃な価格でのアクセス拡大

費用と利便性は依然として受診の大きな障壁となっている。CDCの医療保障・費用に関する報告書によれば、民間保険に加入する成人のおよそ10人に4人が高額免責制プランに加入しているという。

患者側もよりアクセスしやすく手頃な価格の受診先を求める傾向が強まっており、リテールクリニックはそのニーズに応えている。リテールヘルスクリニックの役割拡大に関する調査によれば、リテールクリニック利用者の3分の2が、利便性と費用面でのメリットを理由に再利用していると回答している。

CVS HealthリテールヘルスのプレジデントJon Thiboutot氏は、「長い待ち時間や受診可能な医療機関の不足に直面している地域にとって、リテールヘルスは重要な資源になりつつあります。多くの方はMinuteClinicを咳や風邪、インフルエンザの対応先として考えていますが、実際には予防医療、プライマリケア、女性の健康に関するサービス、減量サポートなど、より幅広く対応しています」と述べている。

例えば、一般的な疾患の症状がある患者は、「MinuteClinic Virtual Care」を通じて、祝日を含め年中無休・24時間体制で全米どこからでも、専門医認定を受けたプロバイダーとつながることができる。保険の有無にかかわらず受診可能で、89ドルの明朗な現金払いオプションも用意されている。

リテールヘルスは日常的な急性疾患への対応にとどまらない。MinuteClinicは、糖尿病や心臓の健康状態といった慢性疾患の管理や、体重管理のニーズにも対応している。29ドルのデジタル減量診療では、対象となる患者が、GLP-1治療が適切かどうかを評価できる資格を持つ臨床医とつながることができる。治療を開始した患者は、その後もMinuteClinicのプロバイダーとフォローアップ診療や薬の調整、継続的なサポートを続けることができる。

CVS Healthリテールヘルスの最高医療責任者David Fairchild医師は、「体重管理や、糖尿病・心臓の健康状態といった疾患管理への需要が高まる中、MinuteClinicは臨床的に適切で、プロバイダーによる指導のもとでのケアを提供しています。患者は対面診療・バーチャル診療に加え、セキュアなメッセージングを通じたケアも受けることができ、いずれも資格を持つプロバイダーが個別の治療計画を立て、必要に応じて専門的なケアへとつなげています」と述べている。

プライマリケアの不足解消に向けて

プライマリケアは、予防医療や定期健診、長期的な健康状態の管理において重要な役割を担っているが、多くの地域ではそのニーズに十分応えられるだけのプロバイダーが不足している。

連邦政府の医療従事者不足地域に関するデータによれば、1億人を超える米国人が、連邦が指定するプライマリケア不足地域に暮らしている。全国的に見ると、新規患者がプライマリケアの予約を取るまでの平均待機日数は31日で、2022年から19%増加しているという。

MinuteClinicは、継続的な受診を求める対象患者に向けた新たな選択肢の提供にも取り組んでいる。保険会社や医療システムとの提携を通じ、17州とワシントンD.C.にあるMinuteClinicの店舗の65%超で、成人向けプライマリケアを受けることができる。

初期の結果は、利便性の高いアクセスが患者の医療へのつながりを後押しする様子を示している。2024年の成人向けプライマリケア開始以降、MinuteClinicでプライマリケアを受けた患者の60%が、6〜8週間以内に健康診断のため再受診している。また、急性期診療を受けた患者のうち15%が、MinuteClinicでプライマリケアを新たに確立することを選んでいるという。

地域のMinuteClinicを訪れる場合でも、バーチャルでつながる場合でも、これらの選択肢は、患者が医療システムに新たに、あるいは再びアクセスし、継続的な受診関係を築くための、より簡単な入り口となり得る。

新しい受診の形

バーチャル診療は医療システムの中で確立された存在になりつつある。バーチャルケア市場の成長に関する調査によれば、世界のテレヘルス市場は2025年の1,407億ドルから2034年には4,032億ドルへ成長すると予測されている。

新しいデジタルオプションは、受診の利便性をさらに高めつつある。この選択肢により、患者は仕事やその他の予定を割くことなく、一般的な症状について受診先を探すことができる。

一部の州の患者は現在、尿路感染症、副鼻腔炎、ニキビ、結膜炎、体重管理といった症状について、来院不要でデジタルにケアを受けられるMinuteClinicの29ドルのオプション「Care Consult」を利用できる。患者はオンラインで一連の質問に回答し、資格を持つプロバイダーが各ケースを確認した上で適切な治療計画を作成し、患者に送付する。さらなる評価が必要な場合は、より高度なケアへとつなげる。

人々の生活に寄り添うケア

医療費が上昇し、予約までの待機期間が長期化する中、リテールヘルスは、人々のスケジュールや予算に合った質の高いケアへのアクセスを後押ししている。地域のクリニック、バーチャル診療、プライマリケア、そして新たなデジタルオプションを組み合わせることで、MinuteClinicは患者が必要な時に必要な場所で必要なケアを受けられるよう、取り組みを進めている。

詳細情報や予約については、MinuteClinic.comまたはCVS Healthアプリから確認できる。

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