大丸福岡天神店は、美術の展示販売会「ART@FUKUOKA」を2026年10月21日から10月26日まで開催する。会場は本館8階の催場で、営業時間は午前10時から午後6時まで。最終日は午後5時に閉場する。入場は無料になる。
日本画、洋画、西洋絵画、現代アートに加え、近代陶芸やアール・ヌーヴォーまで、ジャンルを横断した作品300点以上を一堂に展示販売する。
同店は、東館エルガーラ5階に構える九州最大級の「ARTギャラリー&カフェ」がオープン1周年を迎えており、今回の催事もその流れに位置づけている。
特集として5名の作家を立てる。
棟方志功は板画家で、1956年のヴェネツィア・ビエンナーレで日本人として初めてグランプリを受賞した。出品予定の「みみずく図」は倭画で、鑑定書が付き、サイズは34.5×44cmになる。
小磯良平は昭和期の洋画家。東京美術学校在学中から頭角を現し、日本の女性を写実的に描いた画風で評価を得た。
西田俊英氏は日本画家で、1977年に武蔵野美術大学日本画科を卒業、1983年に29歳で山種美術館優秀賞を受賞した。2017年に日本藝術院会員、2026年に日本美術院の理事長へ就任している。出品予定の「清緑の沢」は日本画8号になる。
外山寛子氏は1984年宮崎県生まれの日本画家。2010年に京都造形芸術大学を卒業し、卒業制作で学長賞と千住賞を受けた。出品予定の「祝福の時」は岩絵具、金箔、麻紙を用いた10号Sにあたる。
山下良平氏は1973年福岡県生まれの現代アーティスト。九州芸術工科大学で映像を学び、福岡でのストリートアート活動を経て2002年に神奈川県へ拠点を移した。雑誌の表紙、スポーツブランドのビジュアル、横浜マラソン公式ビジュアル、東京メトロ銀座線外苑前駅のステンドグラスなどを手がけている。10月24日と25日の午前10時から午後6時まで、会場内の作者ブースに来場する予定になる。
このほかの出品作としては、島村信之氏のアーカイバル版画、野村直城氏の陶作品、1900年頃のドームによるガラス花器などが並ぶ。
小田望楓氏の「さよなら大好きな人」は抽選販売にあたる。キャンバスにアクリルで描いた40×50cmの作品で、2025年の制作になる。会期中に会場内の応募用紙へ記入し、応募BOXへ投函する形で受け付ける。
なお出品予定の作家と展示内容は変更になる場合があり、催事の開始前に売約済みとなる作品もある。