モランボン株式会社は10月1日、ベトナムのOcoba Foodstuff Joint Stock Company(OCOBA)、株式会社きらぼし銀行と、食品の製造・開発・販売を目的とする合弁契約を締結したと発表した。契約締結日は8月27日。必要な許認可や登録手続きなどの完了後、3社が出資する合弁会社を設立する予定となる。
合弁事業では、ベトナム国内に食品工場を建設し、調味食品や調味料を現地で生産する体制の構築を目指す。ベトナム市場での販売を起点に、周辺国・地域を含む海外市場への輸出販売も視野に入れる。
事業の役割分担では、モランボンがこれまで培ってきた製造技術や関連ノウハウを提供する。OCOBAはベトナム国内の販売・流通網を活用し、きらぼし銀行は事業基盤やガバナンスの面で支援する。製造、流通、事業運営の各分野で3社が連携する計画だ。
OCOBAは、ベトナムで米や豚などを生産するタンロングループの企業で、ホーチミン市に所在する。今回の事業では、同グループから原料を調達することを計画している。
タンロングループの調達網とモランボンの製造技術、OCOBAの販売・流通ネットワークを組み合わせ、原材料の安定調達と製品の品質確保を図る。商品は、ベトナムや海外の市場に適したものを開発・供給する方針としている。
今後は、製造設備の導入とベトナム国内での工場建設に向けた準備を進める。あわせて原材料の調達体制を検討・整備し、必要な許認可や契約手続き、関係当局への届け出などを経て、生産・販売体制の構築を目指す。
なお、今回発表した合弁会社の設立、工場建設、生産・販売開始などの計画は、関係法令上必要な許認可や届け出、社内承認、関係者間の追加契約などを前提としている。発表時点では、合弁会社の設立や工場の稼働開始が完了したものではない。