株式会社木村屋總本店は、スーパー向け10月新商品の売れ筋ランキングを2026年10月8日に公表した。集計期間は2026年10月1日から10月7日までの1週間で、販売場所は関東近郊のスーパー・小売店となる。

1位は「ジャンボむしケーキ 国産ふじりんご」で、価格は税込172円。りんごの爽やかな甘さと香りを特徴とし、国産ふじりんごのピューレを使う。2位は「ジャンボむしケーキ ミルクティー」で同じく172円、アッサムティーのコクとミルクのまろやかさを特徴とする。

3位は「紅はるかあんぱん」で172円。国産紅はるかの焼き芋と蜜漬けダイスを使ったさつまいもあんを酒種入りの生地で包み、白黒ごまをトッピングした。4位は「パンプキンクリームパン」で172円、北海道産かぼちゃ入りのクリームを包んでいる。5位は「ビーフシチューパン」で172円、濃厚なビーフシチューをトッピングして焼き上げた。

上位5品がすべて税込172円で揃っている点が、まず目を引く構成だ。価格が同一であれば、売場では味だけで選び分けられる。棚札の作成や価格の案内も揃えられるため、扱う側の手間も少なくなる。

秋の素材を使った商品が上位に入っている点も押さえておきたい。ふじりんご、紅はるか、かぼちゃと3品が該当し、1位、3位、4位を占める。季節の素材を前面に出した商品が、10月の立ち上がりで動いていることになる。

同じシリーズが1位と2位を占める構成も特徴だ。「ジャンボむしケーキ」から2品が入っており、シリーズとしての認知が売れ行きに効いていると読める。味を変えて複数のフェイスを取れる商品は、棚の面積に対して売上を積み上げやすい。

5位のビーフシチューパンは、惣菜系という別の性格を持つ。甘い商品が4品並ぶなかで、食事に近い用途の商品が入っている。同じ価格帯で甘い商品と惣菜系の両方が動いている状況は、売場の構成を考える材料になる。

メーカーが自社の売れ筋を公表する形は、売場の側にとっては仕入れの判断材料になる。1週間という短い集計期間のため、月の立ち上がりでどの商品が動いたかが分かる。新商品は実績がない状態で棚に入れることになるため、他店での動きが参考になる場面もある。

なお、品名、価格、販売時期は変更になる場合がある。

木村屋總本店は明治2年創業のパン・和菓子・洋菓子メーカーで、本社は東京都江東区、代表取締役社長は木村光伯氏となる。

出典:株式会社木村屋總本店 プレスリリース