JR東日本東北総合サービス株式会社は、秋田のクリエイター「MONJO」によるビーズキーホルダーのワークショップとオリジナル商品の販売を2026年10月17日10時から16時まで、JR秋田駅待合ラウンジ(こまち苑横)で実施する。「秋田駅フェスティバル2026」の併催企画だ。
ワークショップは、参加者がパーツを自由に組み合わせてオリジナルのキーホルダーを作る内容となる。選ぶ時間も作品の一部だとして、完成品は一つとして同じものがないとしている。
この企画で押さえておきたいのが、支払いの扱いだ。ワークショップの参加費と商品代金は、隣接する「おみやげ処 こまち苑」のレジで支払う構成になっている。
臨時の売り場に決済の機能を持たせず、既存店のレジに寄せる形は、運営の負荷を抑える組み立てにあたる。会場でお金を受け取る形にすれば、釣り銭の準備、売上の管理、現金の保管がそれぞれ必要になる。隣の店のレジを使えば、既にある設備と手順をそのまま利用できる。決済手段も常設店と同じものが使える構造だ。
同じ秋田駅フェスティバル2026では、新宿の欧風カレーを新幹線で運んで自由通路で売る企画も予定されている。そちらは現金のみで、交通系ICやクレジットカードが使えない。売り場を独立して立てる場合と、既存店に寄せる場合で、客が使える支払い方法が変わってくる。同じ駅のイベントでも、置く場所の選び方が決済の条件に関わる例になる。
会場に待合ラウンジを選んでいる点も、体験型の企画との相性がある。待合ラウンジは列車を待つ人が滞在する場所だ。既にその場で時間を過ごしている人がいるため、短時間で完結する体験であれば待ち時間のなかに収まる。10時から16時までの6時間を通して開くことで、複数の列車の発車時刻をまたいで参加者を受け入れられる。
販売するオリジナル商品として挙げられているのは、「この店かしやトートバッグ」、「CAT CAP」と「DOG CAP」、「メッセージハンカチ」、「すき靴下」などだ。このほかにも多数の商品があるとしている。
MONJOの商品は、常設の店舗でも一部を取り扱っている。「おみやげ処 こまち苑」は秋田駅2階にあり、営業時間は7時30分から20時まで。「東北めぐり いろといろ秋田店」は秋田駅ビルのトピコ2階にあり、営業時間は8時から20時までで、MONJO商品の一部を扱っている。
常設の棚に置いている商品について、作り手が来てワークショップを開く形は、商品と作り手を結びつける機会になる。棚に並んでいるだけでは誰が作ったかは伝わりにくい。当日に体験を通じて接点を持った客が、その後に常設の店で商品を見る流れも生まれる。
なお、写真・イラストはイメージとしている。