株式会社シュクレイは、ミルフィユ専門店「MILLE-FEUILLE MAISON FRANCAIS(ミルフィユ メゾン フランセ)」の冬季限定パッケージ「ウインターエディション」を2026年11月1日に発売する。予約の受付は10月16日から店頭で始まっている。期間限定で、なくなり次第終了となる。

商品は定番の「ミルフィユ スペシャリテ」の冬季限定パッケージで、4個入(ショコラ2個・ヴァニラ2個)が税込1,728円だ。フランス産小麦のパイ生地に、ビターチョコレートを使った甘さ控えめのショコラクリームと、なめらかなヴァニラクリームをサンドしている。

この商品で押さえておきたいのが、定番との価格差だ。

定番の「スペシャリテ 4個入」は税込1,512円で、1個あたり378円にあたる。これに対してウインターエディションは4個入1,728円で、1個あたり432円となる。差は216円で、1個では54円、比率では約14%高い構成だ。

中身は定番と同じショコラ2個とヴァニラ2個のため、価格差はパッケージによるものになる。冬の星空をテーマにした洋書をイメージしたギフトボックスを使い、クリスマスや日頃の感謝を伝える贈り物向けとして紹介している。

中身を変えずパッケージで季節商品を作る形は、製造の面では効率が良い組み立てになる。新しい味や構成を開発すれば、試作から原材料の手配、製造ラインの調整まで必要になる。既存の商品にパッケージを合わせる形であれば、変わるのは箱だけだ。

ギフト需要との関係でも読める部分がある。贈り物として買う場合、箱の見た目は渡した相手が最初に目にするものになる。中身が同じでも、季節に合わせた箱であれば贈る理由を示せる。14%の価格差がパッケージの分として受け取られるかどうかは、用途によって判断が変わってくる。

定番商品の価格体系も見ておきたい。「スペシャリテ」は4個入1,512円、6個入2,484円、8個入3,024円、12個入4,536円で展開している。

1個あたりに換算すると、4個入が378円、8個入が378円、12個入が378円で揃っている一方、6個入だけが414円となる。6個入は他の容量より1個あたり36円高い計算だ。

容量が増えても1個あたりが変わらない構成は、まとめ買いによる割安感を作らない形になる。贈る相手や人数に応じて数を選ぶ商材であれば、個数で単価が変わらない方が選びやすい面もある。一方で6個入だけが高い点は、箱の仕様やコストの違いが反映された結果と読める。

販売する店舗も限られている。取り扱いは松屋銀座店(東京都中央区銀座3-6-1 松屋銀座 地下1階)のみだ。予約も店頭での受付となる。

1店舗での販売かつ店頭予約という条件は、来店を2回求める構成になる。予約の時点で一度、受け取りでもう一度訪れる形だ。オンラインでの予約を設けない形であれば、予約の段階でも接客が発生する。贈り物として買う客に対しては、その場で用途を聞いて提案する機会にもなる。

ブランドの成り立ちについても説明がある。「フィユタージュ」(パイ生地)には「本のページをめくる」という意味があり、重なるパイ生地を物語を綴る本になぞらえているという。ギフトボックスは本の形をイメージし、パティシエが積み重ねてきた時間も表現しているとしている。

今回のウインターエディションが洋書をイメージしたデザインである点も、このブランドの考え方と重なる。箱の形そのものに意味を持たせる構成であれば、季節ごとにデザインを変えても一貫性を保てる。

シュクレイは2011年12月15日設立で、本社は東京都港区北青山にある。資本金は9,000万円だ。

出典:株式会社シュクレイ プレスリリース