株式会社佐賀玉屋は、「紳士服パーソナルオーダー2着セール」を2026年10月21日から11月3日まで、南館7階催場で開催している。時間は10時から18時30分までで、最終日は17時に閉場する。半期に一度の恒例企画にあたる。

同じ会場では、期間の異なる2つの企画も並行して実施する。「オーダー・リメイクフェア」は10月23日から25日までの3日間限定、「オーダーワイシャツセール」は10月24日、25日、31日、11月1日、11月3日の5日間限定だ。

この催事で押さえておきたいのが、1つの会場で期間の長さを変えた企画を重ねる構成だ。

紳士服のセールは14日間を通して実施する。オーダーサロンによるフェアは3日間、ワイシャツのセールは土日祝の5日間に絞られる。会場は同じ南館7階催場で、ワイシャツとリメイクのフェアは紳士服セールの会場内に置かれる形になる。

オーダーの販売は、採寸と生地選びに時間がかかる。1人あたりの接客時間が長くなるため、同時に対応できる人数には限りがある。企画によって日数を変える形は、必要な人員を置ける日に絞る構成と読める。

ワイシャツのセールが土日祝のみという設定も、この点と対応している。平日に来店できる客層と週末に来店する客層は異なるが、採寸が必要な企画を週末に集約すれば、人が集まる日に体制を合わせられる。

価格の設計も見ておきたい。

オーダースーツは2着55,000円(税込)からだ。1着のみの場合は2着価格の半額に4,400円を加えた金額となるため、55,000円の半額27,500円に4,400円を足して31,900円になる。

1着あたりで比べると、2着なら27,500円、1着なら31,900円で、差は4,400円だ。27,500円に対して約16%高くなる計算で、2着を買う側に価格の利点が置かれている。

ここで合わせて示されているのが、家族や知人と1着ずつ分け合う購入も可能という点だ。

2着という単位を1人の購入に限る形であれば、2着を必要としない客は対象から外れる。分け合える形にすれば、1着ずつ必要な2人が組んで買うことになる。価格は2着分の設定が適用され、来店する人数は2人になる構成だ。

オプションの価格も段階が分かれている。2パンツオーダースーツ(スラックス1本追加)はプラス15,400円から、三つ揃えオーダースーツ(ベスト追加)はプラス13,200円からだ。レディスパターンオーダースーツは2着66,000円から、フォーマルスーツは1着38,500円からとなる。

レディスの2着66,000円は、紳士の55,000円に対して11,000円高く、2割の差がある。フォーマルスーツは1着からの設定で、2着を揃える商材ではない性質に対応した形だ。

2着を購入した客には、オリジナルネクタイ1本がプレゼントされる。数量限定で、なくなり次第終了となる。

オーダーワイシャツの価格は、仕立上りの2枚組で綿・ポリエステル混紡が22,000円、綿100%が24,200円だ。1枚あたりでは11,000円と12,100円になる。素材による差は2,200円で、1割の開きだ。納期は渡しまで約40日となる。

3日間限定のオーダー・リメイクフェアは、「佐賀玉屋オーダーサロン」によるものだ。同サロンは昭和39年の開設で、2026年までで62年になる。

生地は約1,200種類を用意する。イタリアを中心としたインポート生地が約1,000種類、国産生地が約100種類で、インポートが国産の約10倍を占める構成だ。

フルオーダーは仮縫いと試着・微調整を経て仕立てる形で、納期は仮縫いまで最短10日から、渡しまで最短1か月半からとなる。セミオーダーも最短1か月半からだ。

工程が増えるフルオーダーとセミオーダーで、渡しまでの最短期間が同じ水準に置かれている。仮縫いの段階を挟む分の時間が、全体の工程の中に収まる形になる。

リメイクについては、思い出の着物を洋服に仕立て直すといった相談に対応する。既製の販売ではなく、客が持ち込むものを扱う形だ。

担当するのは同サロンのデザイナーで歴22年の相原憲子氏で、総製作数は約450着とされる。年あたりでは約20着、月あたりでは約1.7着の水準になる。1点ごとに採寸から仕立てまで関わる仕事の量が、この数字に表れている。

このほか、祝成人スーツのラインも提案されている。

出典:株式会社佐賀玉屋 プレスリリース