株式会社大丸松坂屋百貨店は、大丸東京店1階「ほっぺタウン」で北海道発の冬季限定ブランド〈SNOWS〉のPOP UP STOREを2026年11月4日から11月10日まで開催する。SNOWSの一部商品は1階SVPイベントスペースで11月17日まで販売される。同時に1階ウィークリー・セレクトスイーツでは、ハワイのチョコレートブランド「マリエカイ」が展開される。商品は「SNOWS スノーサンド 白と黒」(8個入)が2,106円(税込、常温)、新商品の「SNOWS スノーボール くろくろ」(9個入)が1,890円(冷凍)、「マリエカイ クラシックチョコレートバー(Papa)ハワイアンソルト」(1枚)が1,458円(常温)だ。

この催事で押さえておきたいのが、保存方法の違う商品を同じ売場で扱う構成だ。3商品のうち2商品が常温で、新商品の「スノーボール くろくろ」のみ冷凍になる。催事の売場では常温の商品が扱いやすい部分がある。棚に並べれば販売でき設備も不要な形で、客が持ち帰る時間にも制約が少ない構成だ。冷凍の商品ではこの条件が変わり、売場に冷凍の設備が必要で搬入から販売までの温度管理も生じる形になる。客が持ち帰る際には保冷の対応も関わる構成だ。

商品の中身も、この違いと対応する部分がある。「スノーサンド」は放牧牛乳を使った生チョコレートをラングドシャクッキーで挟んだ商品で常温、「スノーボール くろくろ」はチョコクリームを生チョコレートで包んだ商品で冷凍だ。生チョコレートはクッキーで挟む形であれば常温で流通できるが、クリームを包む形では温度が必要になる構成と読める。同じブランドの中で、商品の構造によって保存の条件が分かれる形だ。

価格の設定も見ておきたい。3商品の税抜価格は1,950円、1,750円、1,350円で、いずれも50円単位の区切りのよい金額になる。税込では2,106円、1,890円、1,458円という形で、本体価格に1.08を掛けた金額だ。

1個あたりでは差が出る。「スノーサンド」が8個入2,106円で1個263.25円、「スノーボール くろくろ」が9個入1,890円で1個ちょうど210円になり、スノーボールはスノーサンドの約0.798倍の単価だ。個数も9個と8個で1個違う形で、価格は216円安く個数は1個多い構成になる。1個あたりの単価が下がる形だ。冷凍の商品の方が単価が安い構成では商品の仕様が関わる部分があり、クッキーで挟む工程がある商品とチョコレートで包む商品では製造の手間が異なる形になる。

販売期間の設定も特徴になる。イベントは11月4日から11月10日までの7日間だが、SNOWSの一部商品は11月17日まで販売される。14日間で、イベント期間の2倍にあたる。延長の7日はイベントの終了後に続く形で、催事場の企画が入れ替わる一方で特定の商品だけ売場に残る構成になる。

百貨店の催事では会期ごとに出店者が入れ替わる形があり、1つの企画が終われば次の企画が入る構成だ。一部の商品だけ期間を延ばす形では、売場の一部を確保し続けることになる。売れ行きのよい商品を残す形であれば客の側から見ると買える期間が長くなる構成で、会期を逃した客も延長の期間に買える形だ。

販売の区画も分かれている。SNOWSの商品は1階SVPイベントスペース(MAP 2)、マリエカイは1階ウィークリー・セレクトスイーツ(MAP 1)で、同じ1階でも別の区画になる。百貨店の1階では複数の催事スペースが並行して使われる部分があり、イベントスペースとウィークリーの枠でそれぞれ別の企画が入る構成だ。客の側から見ると2つの区画を回る形になり、同じフロアであれば移動は少ないが別の売場として認識される構成になる。

商品の希少性も示されている。「スノーボール くろくろ」は関東エリアでは今シーズン本POP UP STOREでのみ販売されるとされる。地域限定の商品を百貨店の催事で扱う形はその場でしか買えない構成になり、北海道発のブランドであれば現地まで行かなければ買えない商品が東京で買える形だ。

マリエカイの経緯も見ておきたい。2006年創業のハワイのチョコレートブランドで2026年で20年になり、休業を経て今年復活し日本に初上陸するとされる。ノースショア産のカカオを使用したチョコレートバーで、ハワイアンソルト味が日本初登場になる形だ。1枚1,458円という価格は板チョコレートとしては高い部類に入る構成で、人気のオリジナルトートバッグも日本で販売されるとされている。

同社の設立は2010年3月で、本社は東京都江東区木場、代表者は宗森耕二氏だ。

出典:株式会社大丸松坂屋百貨店 プレスリリース