株式会社阪急阪神百貨店は、「秋のピクニック in うめだ阪急」を2026年10月17日から31日まで阪急うめだ本店で実施する。会場は13階の屋上広場と、地下1階・地下2階の食品売場だ。屋上広場の時間は10時から18時まで、特設スタンドとレシート抽選会は各日11時から17時までとなる。

期間中は屋上広場にテーブルと椅子を増やし、都心にいながらピクニック気分を楽しめる場所として提供する。秋は気候が過ごしやすく屋外での食事に適した季節として、屋上広場と地下食品売場のグルメを組み合わせ、遠出せずに楽しめる「お手軽ピクニック」として企画したと説明している。

この企画で押さえておきたいのが、レシート抽選会の条件設定だ。地下食品売場で当日購入したレシート2枚で1回抽選に参加でき、金額は問わない。ハズレなしとしている。

金額を問わずレシート2枚とする形は、客単価ではなく買い回りの店数を増やす設計にあたる。1つの店でまとめて高額を買っても、レシートが1枚であれば条件を満たさない。少額でも2店舗で買えば参加できる構成のため、客は複数の売場を回ることになる。地下食品売場は多くの店が並ぶ構造のため、この条件が売場全体の回遊につながる。

景品の設定も、館内での消費に戻る形になっている。1等が特設スタンドで使える無料券、2等が特設スタンドまたは12階・13階「祝祭ダイニング」で使える100円分の飲食券、3等が老舗「喜多林堂」の飴セットだ。

1等と2等はいずれも館内で使う券で、現金や外部で使える商品ではない。2等の100円分は、特設スタンドの飲料が550円から680円であることを踏まえると15%から18%にあたる。全額をまかなう額ではないため、当選した客が追加で支払う形になる。ハズレなしとしているため、参加した客の多くが館内で使える券を持ち帰る構造だ。

地下で買って13階で食べるという流れも、館内の動線として機能する。通常であれば地下食品売場で買った客はそのまま帰る。屋上に席を用意すれば、買った後に館内を上がって滞在する流れが生まれる。移動の途中で他の階を通ることにもなる。

13階の特設スタンドでは、トラットリア アル ポンピエーレが飲料を販売する。レモネードが400mlで550円、レモネードコーラとレモネードジンジャーが各600円、樽生ビールが650円、レモネード樽生ビールが680円だ。販売は10月17日から31日の各日11時から17時までで、雨天時は休止する。

屋上に席を置くだけでなく飲料のスタンドを併設する形は、滞在をそのまま売上に変える構成になる。食べ物は地下で買ってくる前提のため、スタンドは飲料に絞っている。アルコールを含めている点も、屋外で過ごす時間との組み合わせになる。

地下食品売場のテイクアウト商品も複数紹介されている。価格帯は324円から1,484円までだ。パティスリー モンシェールの「クリーム オムレット」は324円で、阪急うめだ本店限定かつ平日のみの販売となる。かつくらの「ヒレかつサンド」は1,161円で1日20食限定だ。

このほか、ル・ブーランジェ・ドゥ・モンジュの「カスクルートモンジュ」が702円、ワールドサラダ シェフズデリの「タルタルソース海老カツとたまごサンド」が562円、PARIYAの「おかずが選べるお弁当(白米)」が1,484円、RF1の「海老カツとヤンニョムチキンの小箱bento」が999円などが並ぶ。

期間を限った商品もある。サラパラの「海老とアボカドのラップサンド」が850円で10月17日から11月30日まで、心亭の「秋のおにぎり3個セット」が879円で同じ期間だ。一心堂の「秋限定プレミアムミックスフルーツ大福」は778円で10月16日から販売する。

クラフトビールも扱う。兵庫のPAINT PALETTE BREWING「MIXED MEDIA」が350mlで787円、デンマークのミッケラーの4銘柄が330mlで550円から792円となる。

出典:株式会社阪急阪神百貨店 プレスリリース